先日から、30ドル(当時4400円)を支払ってスタンダードプランに加入しました。
スタンダードプランでは無制限に画像を生成できるものの、毎月900分の画像生成時間を超えるとリラックスモードに強制的に切り替えられることとなります。
普段は fast モードで1分もかからず4枚の画像が生成されますが、リラックスモードだと10分ぐらいかかってしまうのではないのか?と、ヒヤヒヤしながら作業をしていました。
そして、昨日、ついに900分間を超えました。
900分間を超える1時間前からミッドジャーニーbotからたびたびメッセージが来て、リラックスモードに切り替わることを連絡されていました。
そんなに警告するぐらいリラックスモードになると不便になるのかと覚悟をしていましたが…。
リラックスモードで生成してみると、ほとんど fast モードと生成時間が変わりませんでした。正直、fast モードとリラックスモードの生成時間の長さの違いが明確には分かりませんでした。私の環境だけかもしれませんが、個人的にはリラックスモードでもノーダメージでした。
【追記】2023年4月14日現在、リラックスモードはかなり遅くなっています。
ミッドジャーニー(Midjourney)の利用者数が増加したことで、GPU不足が深刻な状況となっているようです。
サブスクの解約方法はこちら↓
リラックスモードでの画像生成時間を計測
実際に、リラックスモードで画像を生成してみて時間を計測してみました。
こちらの画像生成時間は57.09秒。1分を切っています。
次に、上の画像の右下の絵を高解像(アップスケール)にして描き出します。いわゆる「U4」ボタンです。
こちらの画像生成時間は1分11秒で完成。おそらく fast モードでもこれぐらいかかっていたと思います。
最後に、元の画像の右下の絵からバリエーションを作り出します。いわゆる「V4」ボタンです。
こちらの画像生成時間は23.88秒で完成。30秒もかからず出来上がります。
リラックスモードでも同時に3つまで画像生成可能。劣化もなし。
同時に画像を生成することもリラックスモードでは可能です。
fastモードと同様、3つ同時まで並行して画像を生成可能となっています。
キューを含めた画像生成受付は10個同時まで可能です。
また、リラックスモードで作成しても、画像の容量は fast モードと変わりませんし、画像劣化などもありません。
リラックスモード総評
ということで、スタンダードプランであれば、リラックスモードに切り替わるのをおそれずにガンガン生成していって良いと思います。
画像生成も早いし、同時に3つまで生成可能です。
なお、リラックスモードが使えるのはスタンダードプラン以上のサブスクとなります。無料プランや、月10ドルのベーシックプランではリラックスモードは使用できません。
いますぐリラックスモードを試してみたい方は、/relax のコマンドでリラックスモードに切り替わります。fast モードに切り替えたい場合は、/fast のコマンドを入力すると戻ります。
追記:リラックスモードは徐々に重くなる!
リラックスモードで画像を生成するたびに徐々に出力時間が延長してしまうようです。
これをリセットするには、次のサブスク更新を待たなければなりません。
サブスクを更新した瞬間に、重かったリラックスモードが軽くなります。生成時間がかなり早くなります。
ということで、大量に画像を生成される方は、はじめはリラックスモードで行い、リラックスモードがかなり重たくなってきたら、fast モードに切り替えることをお勧めします。
ということで、relaxモードを頻繁に使用していると、待ち時間が長くなってしまいます。そして、月額プランを更新すると待ち時間の遅延が解消されると明記されています。
追記2:リラックモードはかなり遅くなった
2023年3月にV5が登場した頃から、リラックモードは著しく遅くなりました。
ミッドジャーニー(Midjourney)の利用者数の増加などにより、GPU不足が深刻となっているようです。
こちらのステータスページから、各モードやバージョンでの画像生成時間の目安が確認できます→https://status.midjourney.com/
システムの状況等によって、画像生成時間が変化しますが、fastモードとリラックスモードを比べると生成時間は雲泥の差があります。
特にniji・journeyに関しては、一枚作るたびに27分要することになり、リラックモードでniji・journeyを触ることはほぼ不可能となっています。
ミッドジャーニー(Midjourney)公式発表によると、GPUに投資することを決定しており、2024年にはGPU不足が解消されると言われています。
徐々に改善されていくことを期待しています。
2024年4月9日、改善?
2024年4月9日現在、上図のようにV6、Niji 6ともにリラックスモードで1秒で生成できるように記載されていますが、実際は数分の時間が必要です。
テクニック等については↓の記事をご覧ください。