2021年7月18日(日)、カルチャースクールのスケッチ講座で童学寺へ行って来たよ!
先生の厳しいご指導を反芻して、成長できるきっかけをもらえたような講座だったので、良かったら見てください。
まけまけ風鈴祭り
石井町の童学寺、「まけまけ風鈴祭り」が開催されていて、境内には参拝者がひっきりなしに訪れていた。
「まけまけ風鈴祭り」とは
徳島県石井町石井の童学寺で実施されるお祭り。参拝者の願い事を短冊に記した風鈴を境内に飾る。邪気を払う仏堂の鈴が由来となっている風鈴を多数飾り、願いがかなうよう祈る。7月末まで。風鈴は大小2種類。参拝者は風鈴を買って短冊(縦15センチ、横5センチ)に願い事を書き、境内にある回廊「八十八カ所お砂踏み道場」につるす。納経所の芳名帳に名前や願い事などを記すと、塩田 龍澄 住職(43)が祈願する。祭りの名称には阿波弁の「まけまけいっぱい」と、新型コロナウイルス感染症などの困難に「負けない」との思いを込めた。
県内の男性信者から1月、読経などで使う仏具寄進の申し出があったのがきっかけ。男性と塩田住職が話し合い、お堂などの軒の四隅につり下げられる魔よけの鈴「風鐸」が由来である風鈴を大勢に飾り付けてもらおうと初めて企画した。
当面は男性の会社の社員や家族、信者らから寄せられた約400個を飾り付ける。回廊は長さ約40メートルで、最大4千個程度つるせる。塩田住職は「風鈴の音色を聞き、のんびりと穏やかな気持ちになってほしい」と話している。
いつ来ても絵になる童学寺
さて、スケッチ講座だが、朝から蒸し暑くて座っているだけで汗ばむ。
それでも参加者多数!
本来なら、神山森林公園だったが、天候が定まらないので、避難場所のある童学寺となった。
藤の花の時期には、ここもスケッチしたが、今は青々とした葉が勢いよく茂っていた。
入口あたりの軒下をお借りして、何人かのグループは、スケッチを始めた。
百日紅が咲き、山々は緑におおわれ、池のほとりには、竹の葉がさらさらと揺れている。
池にかぶさる松の木が見事で借景もなかなかのもの。
この構図に決めた。
ハハクラゲ、ショックを受ける
お地蔵様を描く人。藤棚を描く人。
石塀の紫陽花を描く人。池の松を描く人。
本当にそれぞれ目の付け所が違うので面白い。
先生が最初に回って来られた時
「その色は濃くて汚い」と指摘された。
自分ではちょっと気に入っていたりしたから、ショックだった。
どうやら、緑の色が濃すぎて、濁っていたようだった。
前に指導を受けて、補色を使って、濃い所を描いたが、上手く表現できてなかったのかなあ?
先生から学ぶ
二度目に先生が回って来られた時、色の溶き方や、混色の仕方など熱心な指導を受けた。
ずっと先生の手の動きを見ていたけれど、先生は大胆と繊細を描き分けている。
繊細な部分は、筆を短く持ち、先を立ててスッスッと描いている。
水彩の溶く量が多くて薄いのだ。
また今の何倍も勉強しなくては!と思いつつ……。
現場では思うように描けない。
今日は何度も雨が降り、絵の乾きも遅く、ちっとも前に進まない。
反省ばかりしながら片づけて、ベンチに並べられた、皆さんの絵の講評が始まった。
それぞれの良い所や、直した方がいい所などを的確に指導されていた。
雨に降られ、蒸し暑い中で、多くを考えさせられた長ーいスケッチ講座でした。
帰ってから先生の言葉を思い出しながら仕上げた一枚。