【ブレイキングダウン8速報と結果】対戦カード、日程、韓国選手プロフィール、オーディションを解説!Breaking Downの過去試合も掲載!

日韓対抗戦 8試合目 キム・ジェフン vs ノッコン寺田

ブレイキングダウン8日韓対抗戦にて、キム・ジェフン選手とノッコン寺田選手の試合が決定しました。

 

キム・ジェフン選手について

戦績
ブレイキングダウン未出場
ROAD FC1勝4敗
ROADMAN0勝1敗

キム・ジェフン選手(1989年10月18日・33歳)は、韓国のプロMMA選手です。

身長180cm、体重150kgの巨漢ファイターです。

 

元指定暴力団の構成員

キム・ジェフン選手は、高校生の頃から剣道推薦で来日。

17歳で指定暴力団組織の構成員となり、暗躍していました。

その時に入れたモノなのかは不明ですが、全身に和彫があります。

24歳の時に足を洗う決意をして、全財産を渡して組を抜けることとなりました。

 

ROAD FCが主戦場

組を抜けた後、キム・ジェフン選手は格闘技の道へ進みます。

ROAD FCに参戦しますが、4連続KO負けという惨憺たる結果となっています。

しかし、2021年の試合では悲願の初勝利を果たしています。

 

俳優に勝利

その悲願の初勝利の相手はアクション俳優のクム・ガンサン選手でした。

キム・ジェフン選手は、ROAD FC 4戦全敗の戦績で、クム・ガンサン選手と対戦します。

クム・ガンサン選手は韓国のアクション俳優であり、生粋のファイターではありませんでした。

クム・ガンサン選手に何もさせずに、頭部への鉄槌連打で勝利を収めて、喜びを爆発させています。

 

盛り上げ上手の良い人

クム・ガンサン選手との試合前のフェイスオフでは、キム・ジェフン選手が挑発して乱闘騒ぎとなります。

 

しかし、試合に勝利後は涙を流しながら極道仕込みのお辞儀で、対戦相手に敬意を示します。

 

そして、観客には土下座をして挨拶をしています。

 

対戦相手と熱い抱擁を交わしており、根っからの悪者ではなさそうです。

 

被り物をするなどお茶目な一面もあり、実は面白くて良い人なのかもしれません。

 

ちなみに、ノッコン寺田選手も被り物をしたり、女装したりとお茶目な一面が見られます。

試合前には強引なまでに相手を挑発して乱闘をして、その後はノーサイドで仲良くなるパターンが見られます。

体格の大きさだけではなく、両者には内面的な共通点も見られます。

 

美しい妻

キム・ジェフン選手は既婚者です。

美人妻であることが韓国で話題になっています。

対戦相手のノッコン寺田選手の妻も美人として知られており、ここでも共通点があります。

 

 

ノッコン寺田選手について

戦績
ブレイキングダウン1勝0敗

ノッコン寺田選手(本名 寺田幸司 てらだこうじ・1984年12月20日生・38歳)はYouTuber・警備員です。

ちなみに「ノッコン」とは「knock on」のことです。
「knock on」はラグビーでの反則行為のひとつです。手や腕などの上半身にボールが当たってから前方へ落としてしまうことを「knock on」といいます。

 

元ラグビー日本代表

ノッコン寺田選手は、184cm 150kgのヘビー級ファイターで、元ラグビー日本代表の経歴があります。

ラグビー系YouTuberを名乗っていますが、どちらかというと格闘技がメインのチャンネルとなっています。

チャンネルメンバーのリーチマイルド選手もブレイキングダウン8へ応募していますが、本選への出場はありませんでした。

 

ベンチプレス210kg

ノッコン寺田選手はベンチプレス210kgを挙げることが出来る怪力と、パンチ・キック共にそれなりに出来る格闘センスがあります。

しかも150kgの巨体にも関わらず、50mを7秒台で走ることが出来る驚異の運動性能を備えています。

ただしスタミナは皆無に等しく、延長ラウンドでは能力が著しく低下することが危惧されています。

 

美しい妻と6人の子供

ノッコン寺田選手は美人の妻と6人(小6、小4、その下に双子が2組)の子供のために夜勤などをして働いています。

寝る間を惜しんでYouTube活動を行っており、過密スケジュールの中でも面白いことを発信できるバイタリティがあります。

 

パフォーマーとしても優秀

ブレイキングダウン7でのオーディションでは、得意の喋りで場を盛り上げていました。

 

大人しい天田ヒロミ選手との間になんとかして因縁をつけようと、近づいて手を出すなどのパフォーマンスもしています。

本来のスポーツ選手であれば許されることではありませんが、ブレイキングダウンにおいてはこういった乱闘を誘発する行為は正解のひとつと言えるでしょう。

 

ブレイキングダウン7で鮮烈なデビューを果たす

ブレイキングダウン7でノッコン寺田選手は天田ヒロミ選手と試合をします。

天田ヒロミ選手はK-1のレジェンドで、ボクシングを主体としたハードパンチャーです。

 

開始すぐに、ノッコン寺田選手はコンパクトに左フックを振り抜き、天田ヒロミ選手の顔面を捉えます。

このフックにより、天田ヒロミ選手はダウンします。

 

再び立ち上がる天田ヒロミ選手ですが、ノッコン寺田選手が猛攻を仕掛けてまたもやダウン。

 

ノッコン寺田選手が天田ヒロミ選手を圧倒して、フルマークの判定勝ちを収めました。

 

キム・ジェフン選手と乱闘

ブレイキングダウン8のオーディションにて、ノッコン寺田選手はキム・ジェフン選手に近寄り腹部に前蹴りをヒットさせます。

 

激昂したキム・ジェフン選手に殴られるノッコン寺田選手。

 

思わず朝倉未来選手が立ち上がります。

 

さらにノッコン寺田選手は水をかけて挑発。

 

上半身裸になったキム・ジェフン選手が左ストレートを放ちますが届きません。

 

さらにノッコン寺田選手は煽ります。

ノッコン寺田
ノッコン寺田
お前ここメガネの跡ついてるぞ豚キムチ

キム・ジェフン選手のこめかみには、本当にメガネの跡がついており、会場からは微かに笑いの声が聞こえます。

 

2回目の水をかけられ、煽られ続けて本気でキレるキム・ジェフン選手でした。

 

 

 

日韓対抗戦 9試合目 コ・ソクチョル vs 啓之輔

ブレイキングダウン8日韓対抗戦にて、コ・ソクチョル選手と啓之輔選手の試合が決定しました。

本来はコ・ソクチョル選手とてる選手の試合が決まっていましたが、てる選手の負傷により、啓之輔選手が抜擢されました。

 

コ・ソクチョル選手について

戦績
ブレイキングダウン未出場

コ・ソクチョル選手はチェジュ島の裏番長と紹介されていた選手です。

日本語も少し喋ることが出来るようです。

詳しい戦歴などは不明ですが、「日本の喧嘩番長と闘いたい」と語っており、てる選手と同じく格闘技をバックボーンに持たない喧嘩自慢なのかもしれません。

 

てる選手を骨折させる

オーディションでは、てる選手と乱闘となります。

てる選手が、コ・ソクチョル選手を投げ飛ばそうとしますが、上手く投げきれずにてる選手は脚を骨折。

てる選手は怪我の程度について、「骨が引っ付くのが3ヶ月で、靭帯も切れているのでそこから何ヶ月かは…」と重症であることを告白しています。

てる選手が投げ飛ばす際に、思ったよりも重たくて上手く投げられなかったとも話しており、コ・ソクチョル選手は腰が強いのかもしれません。

 

てる選手を嘲笑

てる選手は骨折後、ひょこひょこ歩きで席に戻ります。

 

それを見たコ・ソクチョル選手は指を差して大笑いします。

てる選手は屈辱を受けたと悔しがっていました。

てる選手は格闘技の引退も視野に入れています。

 

 

啓之輔選手について

戦績
ブレイキングダウン2勝3敗
アウトサイダー20勝9敗1分
パンクラス1勝1敗
炎上万博1勝0敗
ギガフェス1勝0敗
KICK the ROOTS 〜宇都宮キックボクシング0勝0敗1分
Hybrid Bout1勝0敗
ZST0勝0敗1分
ステゴロ1勝0敗
YOKOHAMA FIGHT FESTIVAL1勝0敗

啓之輔選手(本名 吉永啓之輔 よしながけいのすけ・39歳)はアウトサイダー出身の総合格闘家・YouTuberです。

22歳からはブラジリアン柔術を始めています。

アウトサイダーでの戦績は20勝9敗1分。65-70kg級初代・4代チャンピオンになっています。

啓之輔選手は拳の怪我をしており、ブレイキングダウン8の出場を辞退するつもりでしたが、てる選手の代打として出場することになりました。

 

ブレイキングダウンの主役のひとり

ブレイキングダウンでは2勝2敗。井土徹也選手に敗北。ジョリー選手には2度判定負けをしています。

モハン・ドラゴン選手、飯田将成選手に勝利しています。

ブレイキングダウンのメインカードを3戦も任されており、ブレイキングダウンの主役のひとりです。

冷静な戦いで的確に相手の弱点をつく百戦錬磨の選手です。

MMAのプロでもあり、打撃よりもグラップリングを得意としていますが、炎上万博やギガフェスなど、立ち技の試合にも積極的に参加しています。

 

暴走族の総長

啓之輔選手は、北関東最強の暴走族の8代目総長でした。

 

ジョリ選手に2度敗北

ブレイキングダウン7.5にて、啓之輔選手はジョリー選手と再戦を行います。

 

ジョリー選手はカーフキックやインローキックを有効に当てていきます。

 

ジョリー選手の左ストレートが啓之輔選手の顔面をモロに捉えます。

 

啓之輔選手は後退りをしながらダウンします。

この直後にジョリー選手が追い打ちを仕掛けて反則を取られます。

ダウンが取り消されます。

 

試合終盤、徐々にペースを握ってきた啓之輔センス。

啓之輔選手は両手を伸ばして、余裕を見せているのか、カウンターを狙っているのか奇抜な行動を取ります。

 

しかし普通に殴られる啓之輔選手。

判定でジョリー選手に敗北します。

 

 

 

日韓対抗戦 10試合目 イ・サングン vs 川島悠汰

ブレイキングダウン8日韓対抗戦にて、イ・サングン選手と川島悠汰選手の対戦が決定しました。

 

イ・サングン選手について

戦績
ブレイキングダウン未出場
バトルロイヤル2優勝
プロボクシング8戦6勝

イ・サングン(이상근)選手は韓国の元プロボクサーです。

 

すでに日韓戦をしていた

イ・サングン選手は2019年に日韓戦を経験しています。

2019年9月7日済州漢拏大学コンベンションセンターで行われた、「第4回韓中日プロボクシング国家対抗戦」にイ・サングン選手は出場しました。

イ・サングン選手の対戦相手は、ナイジェリア人と日本人の母を持つワチュク・ナァツという日本の選手です。

ワチュク・ナァツ選手は2018年度全日本ミドル級新人王を獲得し、2022年12月には日本ミドル級王座挑戦まで進んだ実力者です。

 

イ・サングン選手はワチュク・ナァツ選手と6R戦い、1-2の判定負けをしています。

ちなみに、判定は1-2ですが試合映像を見る限り、イ・サングン選手がかなり劣勢のように見えました。

 

元韓国ボクシングランキング1位・バトルロイヤル優勝

イ・サングン選手の紹介に「元韓国ボクシングランキング1位」という肩書きがありました。

全日本ミドル級新人王のワチュク・ナァツ選手と対戦するほどの選手ですから、その肩書きも本当かもしれません。

また、「バトルロイヤル2」という大会でイ・サングン選手は優勝していたようです。

 

 

川島悠汰選手について

戦績
ブレイキングダウン8勝1敗
BRAVF FIGHT1勝1敗

川島悠汰選手(かわしまゆうた・1998年7月3日生・24歳)はRIZINを目指しているドライバーです(医療廃棄物などを運送)。

真正面から打ち合うファイトスタイルで、名勝負製造機としてブレイキングダウンで活躍しています。

ブレイキングダウンの戦績は8勝1敗。驚異的な強さを見せており、ミスターブレイキングダウンを自他共に認める存在です。

 

ブレイキングダウンでの対戦経歴

ブレイキングダウンで倒してきた選手は以下の通りです。

  1. 相原慎太朗
  2. 手賀堅丈
  3. にっけん君
  4. 池田大樹
  5. ごうけつ
  6. 秀虎
  7. 八須拳太郎
  8. 佐々木大

 

川島悠汰選手が唯一敗北した相手は、丸田喬仁選手です。

その丸田喬仁選手はブレイキングダウン8オーディションにて、渡部あきのり選手にKO負けをしています。

 

不人気

川島悠汰選手は1分間の戦いで激しい打ち合いをして勝利を重ねてきている、ミスターブレイキングダウンを名乗るに恥じない実績を残しています。

しかしながら、いくら勝っても人気が上がりませんでした。

 

本人も人気がないことを気にしている様子で、ブレイキングダウン7のオーディションで飯田将成選手に対戦を要求した際も、「数字的な面では劣ることがある」と発言しています。

本来ならば飯田将成選手よりも実績は遥かに上なのですが、お互いに人気商売ゆえに、自身より華のある選手に一目置くのは仕方がないのかもしれません。

 

「とぅよいよ」が話題に

いくら勝ち星を重ねても人気の出なかった川島悠汰選手ですが、ある言葉がにわかに注目を浴びます。

ブレイキングダウン5のオーディションにて、川島悠汰選手が「オレ強いよ強い」と飯田将成選手に向けて発言しました。

川島悠汰選手は声が高く、滑舌も悪い時があり、「強いよ」が「とぅよいよ」と聞こえたという視聴者がおり、主にブレイキングオタクリョウ氏の放送から「とぅよいよ」が浸透・拡散していきました。

 

そして、朝倉未来選手と悲願のYouTubeコラボが実現。

朝倉未来選手も「とぅよいよ」をいじったりしており、なかなかの広がりを見せています。

その甲斐もあって、川島悠汰選手のYouTube登録者数は昨年11月に1000人そこそこだったのですが、5ヶ月間で約11倍の11000人まで増加しています。(現在は1.2万人)

 

パンツスポンサーが埋まる

ブレイキングダウン7に向けて、川島悠汰選手は1月6日にパンツスポンサーを募集するツイートを行いました。

それからたった4日後にはパンツスポンサーがすべて埋まりました。

まだまだ人気が爆発しているとは言い難いですが、必ず熱い試合をする選手であることと、働きながら格闘技に真剣に取り組み、優しい性格の川島悠汰選手は、スポンサーからすると優秀な広告塔なのかもしれません。

 

川島悠汰 Twitter
川島悠汰 Twitter

ありがたい事にパンツスポンサー様早い段階で埋まりました‍♂️
ありがとうございます。

入場時に着用するガウンも作成しますので、まだまだ一緒に戦ってくださるスポンサー様募集しています!!
ご連絡お待ちしています!!

 

毎日練習をしている

YouTubeも好調で、多くのスポンサーも味方につけて順風満帆な川島悠汰選手です。

しかし、練習はほぼ毎日欠かさず行っているそうです。

RIZINに出場する夢があるため、普段はMMAの練習をしていますが、ブレイキングダウンの試合前は打撃中心のトレーニングを行います。

毎日2時間程度の練習を行っており、いつものように試合に万全の状態で挑んでくると思われます。

 

川島悠汰のファイトスタイル

フックが得意

川島悠汰選手といえば、ロシアンフックのようなオーバーハンド気味の強烈なフックが特徴です。

身長は169cmしかないですが、ブレイキングダウンでは重量級を主戦場としているため、自身より背の高い相手と戦うことが多いです。

それでも、フックを的確に相手の顔面にヒットさせてダウンを何度も奪っています。

 

体が柔らかく、パンチにはキレがあります。

左のフックで的確に相手の顔面をヒットする素晴らしい当て感と、腰の入った右のフックが強い武器となっています。

 

バーサーカー

普段は好青年な川島悠汰選手ですが、リングに上がるとまるで別人になったかのような猛々しさを見せます。

いくら自らが被弾しようとお構いなしで、相手を殴り続けます。

バーサーカーのように戦いを好む印象の川島悠汰選手。

 

池田大樹選手との試合では、相手が組みついてばかりしてきたことに激怒。

試合終了後に後ろから追い打ちを仕掛けています。

 

また、にっけん君戦ではKO勝利したあとに、両手を挙げて煽っており、審判が間に入って制止しています。

 

ブレイキングダウン6.5の試合では、八須拳太郎選手にKO勝ちをした後も、敗れた八須拳太郎選手に向かって高い声で怒鳴っており、審判に制止されています。

 

しかし、試合が終わって数分もすると普段の温厚な川島悠汰選手に戻っています。

八須拳太郎選手とも後日仲良くYouTubeでコラボをしています。

 

このように戦闘になると豹変してリミッターが完全に外れてしまう川島悠汰選手は、実はブレイキングダウンで一番危険なファイターなのかもしれません。

 

弱点

川島悠汰選手の弱点は中距離戦の弱さだと思います。

川島悠汰選手は殴り合うファイトスタイルなので当然なのですが、ダウンを奪う数も多ければ、ダウンを喫する数も多いです。

 

にっけん君戦や、秀虎選手との戦いでもダウンを奪われており、現在ブレイキングダウンオーディションのセキュリティをしている丸田喬仁選手には開始数秒でKO負けをしています。

 

川島悠汰選手のようなずんぐりむっくりで首も太い体型の選手は決して打たれ弱くはないと思いますが、それでも被弾の多さからダウンを奪われてしまいます。

 

そのダウンの多くは、中距離でのストレート系の攻撃によるものが多いです。

川島悠汰選手の得意とするフックは至近距離で有効なため、近距離では無類の強さを発揮している川島悠汰選手。

 

しかし、ストレート系のパンチの対処に若干困っている印象があり、秀虎選手にもストレートでダウンを喫しています。

 

丸田喬仁選手も右ストレートを川島悠汰選手にヒットさせて効かせており、そこからラッシュを仕掛けられて敗北しています。

ストレートはフックよりも少し遠目の距離が射程範囲となるため、特に身長の低い川島悠汰選手にとっては、リーチを活かしたジャブやストレートの対処が難しいと予想されます。

 

「BRAVE」で対戦した山下竜一選手は、長いリーチからの左ジャブを悉く川島悠汰選手の顔面にヒットさせていました。

これらの打撃で川島悠汰選手の目尻から出血しています。

この試合はMMAルールで行われて、川島悠汰選手が0-3の判定負けとなっています。

ちなみに、全く蹴りを使う印象がない川島悠汰選手ですが、MMAルールではたまにローキックなどを使うこともありました。

 

ブレイキングダウン7では佐々木大選手を圧倒

ブレイキングダウン7では川島悠汰選手はDEEPに出場経験のある佐々木大選手とMMAルールで対戦しました。

 

開始早々、川島悠汰選手の右フックが佐々木大選手の頭部を捉えます。

 

この打撃により佐々木大選手はダウン。

すでに佐々木大選手の意識は遠のいていました。

川島悠汰選手がパウンドを浴びせてTKO勝利となりました。

 

この試合では佐々木選手の攻撃を何発かもらっているはずですが、ノーダメージだったようです。

また、試合中にバーサーカーモードに突入することもなく、試合直後もある程度冷静を保てていました。

打たれ強さもメンタルの部分も成長していっているのかも知れません。

 

 

 

日韓対抗戦 11試合目 パク・ヒョングン vs ジョリー

ブレイキングダウン8日韓対抗戦にて、パク・ヒョングン選手とジョリー戦選手の対戦が決定しました。

 

パク・ヒョングン選手について

戦績
ブレイキングダウン未出場
ROAD FC5勝4敗2分け

パク・ヒョングン(박형근)選手(1986年12月20日生まれ・36歳)は、韓国の総合格闘家・解説者です。

 

ROAD FCで勝ち越す

パク・ヒョングン選手は、韓国の総合格闘技団体ROAD FCで11試合を行い、勝ち越しています。

ROAD FCのレベルは決して低くはありません。

 

過去に朝倉未来選手は、ROAD FCの選手にダウンを奪われて判定負けをしています。

朝倉海選手も同じくROAD FCの選手にKO負けしており(その後リベンジに成功)、まだ未熟とはいえ、朝倉兄弟を翻弄する実力者が揃っている団体です。

猛者たちが集う団体ROAD FCで勝ち越しているパク・ヒョングン選手は、ブレイキングダウン韓国勢の中でも一目を置かれる存在となっています。

 

UFCの解説員を務める

パク・ヒョングン選手は、トーク力に定評があり、ROAD FCの解説員を務めていました。

それが好評を博し、一時期UFCの解説員にも抜擢されたようです。

現在は、アジア最大の格闘技イベント「ONE Championship」の解説員を務めています。

 

現在も現役の格闘家

パク・ヒョングン選手は、2022年に試合が予定されていましたが流れてしまいました。

その結果、2019年以降は実戦から遠ざかっていますが、「フィジカル100」(肉体の限界を試すゲーム・Netflix)などの番組に出演して体を鍛え続けています。

煽りVでは同じフェザー級である朝倉未来選手を挑発しており、現役選手であることをアピールしています。

 

「竹島(独島)に旗を立てる」

2023年5月12日にキム・アムゲ選手のYouTubeに、韓国のリーダー格と言えるパク・ヒョングン選手が登場。

彼らはブレイキングダウン8の撮影のために来日しています。

そこで以下のような発言をしています(動画の2分20秒あたり)。

ここは日本人たちの巣窟だ。
キム・アムゲ
キム・アムゲ
兄貴、今日の決意を一度お話しください。
キム・アムゲ
キム・アムゲ
パク・ヒョングン
パク・ヒョングン
独島の旗を立てにきた。

 

と、日韓の領土問題に言及しています。

 

日本人はスポーツイベントにおいて政治的な発言を忌避する傾向にありますが、韓国選手は政治的な言動を積極的に行うイメージがあります。

しかし、ブレイキングダウンにおいては、そのようなナショナリズムを刺激するような発言をしてくれるほうが、盛り上がって良いのかもしれません。

 

朝倉未来選手を煽る

パク・ヒョングン選手はオーディションにて、朝倉未来選手がチョークを決められているTシャツを披露。

これに激怒したジョリー選手と乱闘となりました。

 

 

ジョリー選手について

戦績
ブレイキングダウン4勝0敗
喧嘩自慢DX1勝0敗
ZERO2勝0敗
Beast1勝0敗
Blue Star0勝1敗

ジョリー選手(本名 四至本ジョリー竜馬 ししもとじょりーりゅうま・24歳)は総合格闘家・YouTuberです。

フィリピン人の母を持つハーフです。

和歌山県でキャバクラなどを経営している実業家でもあります。

小学校2年生の頃から空手をしており、打撃にも自信を持っているようです。

 

ブレイキングダウン全勝

ブレイキングダウンでの戦績は4勝0敗。

チョン・ツーウェイ選手と萩原裕介選手に勝利、啓之輔選手を2度倒しています。

元K-1王者の安保瑠輝也選手に打撃を教わり、着実に力をつけており、今年中にRIZINへ出場することを目標としています。

 

虎之介選手に敗北

2021年に行われたBlue Starにて、虎之介選手と対戦。

虎之介選手のパンチを何度も顔面に受けてダウンを奪われるなどして判定負けをしています。

 

また、啓之輔選手とは2021年3月26日にコラボをしており、ジョリー選手と啓之輔選手のスパーリングも行っています。

そのスパーリングでは、ジョリー選手が啓之輔選手に失神させられたり、グラウンドでは極められたりと完敗しています。

 

啓之輔選手と再戦して勝利

ブレイキングダウン7.5にて、ジョリー選手は啓之輔選手と再戦します。

1分3R、ドローの場合は1Rの延長戦ありルールです。

 

1R目終盤。

ジョリー選手の左ストレートが啓之輔選手の顔面をモロに捉えます。

 

啓之輔選手は後退りをしながらダウンします。

 

ダウン中にも関わらずジョリー選手がパンチを加えます。

この攻撃が悪質な反則とされて、異例のダウン取り消し宣告が行われました。

結局3R目終了しても決着がつかずに判定となり、ジョリー選手が勝利しました。

 

美人マネジャーが話題

ジョリー選手のマネジャーである清水氏がにわかに注目を集めています。

清水氏は日本人と中国人のハーフで、ジョリー選手が経営する和歌山のラウンジの従業員でした。

清水氏は、ジョリー選手とは恋愛関係にはなく、あくまでマネジャーとして付いているそうです。

ジョリー選手と清水選手の掛け合いがTikTokなどで人気となっています。

 

 

 

 

日韓対抗戦 12試合目 パク・ウォンシク vs 飯田将成

ブレイキングダウン8日韓対抗戦にて、パク・ウォンシク選手と飯田将成選手の試合が決定しました。

この試合がブレイキングダウン8の全30試合のメインマッチとなります。

 

パク・ウォンシク選手について

戦績
ブレイキングダウン未出場
DEEP4勝2敗1ノーコンテスト
DREAM0勝1敗
戦極0勝1敗
ROAD FC1勝2敗
HEAT1勝0敗
その他9勝2敗1分け

パク・ウォンシク選手(1986年12月16日生まれ・36歳)は、プロMMA選手です。

プロMMAの戦績は25戦15勝8敗1分けとなっており、歴戦の猛者です。

「パーキー」という名で日本で活躍していました。

 

壊し屋

パク・ウォンシク選手は15勝の内12勝がKO勝ち、もしくは一本勝ちという、非常に高いフィニッシュ率を誇る選手です。

ドクターストップの勝利もいくつかあり、ついたあだ名が「壊し屋」です。

 

HEAT王者

パク・ウォンシク選手は名古屋の格闘技団体「HEAT」のライト級王者になっています。

HEATでの試合は1試合のみですが、草・MAX選手に3-0の判定勝利をしています。

このHEATの試合が2020年に行われており、それ以降パク・ウォンシク選手は試合をしていません。

その最終試合では5分3Rを戦い抜いての3-0の判定勝利ということで、スタミナの高い選手だと思います。

 

頸髄損傷から奇跡の復活

パク・ウォンシク選手は、約12年前にトレーニング中の事故で首を負傷。

指先一つ動かせず、スプーンを持ち上げることもできない重症となっていました。

 

しかし、不屈の闘志で奇跡の復活を遂げて、3年前にHEATの王者にまで上り詰めました。

 

 

飯田将成選手について

戦績
ブレイキングダウン1勝1敗
プロボクシング9勝3敗
BRIDGE3勝1分
T.B.NATION CUP0勝1敗
STC1勝0敗
J-NETWORKアマチュア全日本選手権大会~春の陣~1勝0敗
  • BRIDGEヘビー級チャンピオン(アマチュアキックボクシング)

飯田将成選手(いいだまさなり・1986年1月23日生・37歳)は元プロボクシング日本ウェルター級10位の選手です。

身長178cm、適正体重は78kg程度。握力90kg。ベンチプレス110kg。

プロボクシングの戦績は9勝(7KO)3敗。KO率は78%もあるハードパンチャーです。

ブレイキングダウンの戦績は1勝1敗で、にっけん君にKO勝利し、啓之輔選手にはKO負けをしています。

 

イケメン・強さ・ギャップで人気爆発

飯田将成選手はブレイキングダウン5出場をきっかけに人気が爆発しています。

飯田将成選手のYouTubeチャンネル登録者数は2023年5月13日時点で40.5万人です。

 

ブレイキングダウン出場以前はYouTubeチャンネル登録者数は200人程度だったため、約10ヶ月で2000倍に急増しました。

ブレイキングダウンで世に知られるようになった選手の中では、登録者40万人という数字は他を圧倒しています。

 

強豪のにっけん君を一瞬で撃破した実力と、イケメンであることの他に可愛いものを愛するギャップがウケています。

  • ジブリが好きなこと
  • サインを断らないこと
  • キャラ弁を他人の子供に作ること
  • 絵が上手いこと
  • 動物をこよなく愛していること

など、和彫を入れたファイターとしては意外な一面を見せており、それが人々を魅了しています。

 

独自路線で成功したYouTube

YouTubeの企画も独自の路線を開拓し、大きな反響を得ています。

2022年10月15日に投稿した【ほろ酔いおかげ横丁食べ歩き】では、飯田将成選手が一人で食べ歩きをして「おいひぃ」と感想を語るだけの動画です。

その動画は137万回再生されています。

飯田将成選手の食べ歩き動画に感化されて、他の選手も食べ歩きどうかを投稿することも増えています。

 

そして、2022年12月31日。飯田将成選手は新境地を開きます。

【1キロの巨大ステーキでソロバーベキュー】という動画は、飯田将成選手が「ひとことも喋らず」黙々とバーベキューをする動画です。

この動画は98万再生を記録しています。

 

2023年2月25日に投稿した【おばあとスシローに行ってきた】は102万再生を記録。

飯田将成選手が料理を食べるだけであったり、家族が出演するだけでとてつもなく再生が回る現状です。

もはや一流芸能人並みの人気を得ています。

 

飯田将成選手のファイトスタイル

ボクシングに絶対の自信がある

飯田将成選手はボクシングを始めて3年程度で日本ランカーになるほど、ボクシングの才能がありました。

ブレイキングダウン6での啓之輔選手との試合では、パンチしか出さないと決めていたようです。

そして、勝利した時には

飯田将成
飯田将成
ボクシング最高

と発言する予定だったとのことですが、啓之輔選手のテンカオにて惜しくも敗れています。

 

啓之輔選手相手にボクシングだけで勝てると思うほどに、自らのボクシング技術には自信があるのだと思います。

実際に、にっけん君戦では鋭いパンチを連打してKO勝利し、啓之輔選手にも開始早々のパンチ連打でスタンディングダウンを奪っています。

飯田将成選手の速くて重いパンチは確かに非常に強力な武器でしょう。

 

インファイター

飯田将成選手はボクシングを主体とした立ち回りで、その中でも接近戦を仕掛けるインファイトタイプです。

相手の攻撃に対して右ストレートを合わせる後の先を得意として、そこから一気にラッシュを仕掛ける戦法を多用しています。

 

1分間で必ずKO勝ちをすると決めており、リスクを承知で殴り合う覚悟で試合に臨んでいます。

パンチはハンドスピード、回転速度ともに速い方だと思いますし、的確にヒットさせる当て感もあるほうです。

しかし、ハードパンチャーゆえに拳や手首の怪我が絶えません。

 

 

キックも上手い

飯田将成選手は、朝倉未来選手とのスパーリング動画では、二段蹴りなどの足技も披露していました。

キックの際に体幹がブレずにシャープに足が出ています。

キックは誰に教わったわけではなく、YouTubeを見て独学で練習したようですが、実際に試合で使えるほどの練度や威力があるのかは不明です。

 

弱点と対策

飯田将成選手の弱点としては、キックへの防御と言われています。

朝倉未来選手の指摘によると、

  • 左のミドルやハイキックに対して右ストレートを合わせる癖がある。
  • 左のローキックに対しては右ストレートは有効だが、ミドル以上の左キックに右ストレートは危険。

ということでした。

 

朝倉未来選手は、対策として「キックに対しては斜めに踏み込んで左フックをする」ように指導し、キックに対して右ストレートを合わせるのではなく、左フックに変えるだけで弱点がかなり直ると発言。

 

にっけん君戦や、啓之輔選手戦でもキックに右ストレートを合わせる姿が印象的ですが、それを左フックに変えるとさらに強くなると分析していました。

 

朝倉未来選手の指導のもと、飯田将成選手の弱点はほぼほぼ無くなったようです。

 

交通事故でブレイキングダウン7を欠場

2023年2月19日のブレイキングダウン7の試合直前に、飯田将成選手は交通事故に遭いました。

飯田将成選手は助手席に乗っており、そこへ車が突っ込んできたとのことです。

窓ガラスが全て割れるほどの衝撃で、飯田将成選手の奥歯も欠けました。

 

飯田将成選手は首と腰が鞭打ちとなり、接骨院の先生曰く「全治半年〜1年」と言われています。

事故から約3ヶ月のブレイキングダウン8。

果たして本来のパフォーマンスが出来るのかは疑問が残ります。

 

 

3時間ぶりに発語する

飯田将成選手はオーディション中一度も喋っていませんでした。

約30分の動画が6本あり、180分間沈黙を貫いていましたが、ついに口を開きます。

飯田将成
飯田将成
まぁ全然…
飯田将成
飯田将成
やっても大丈夫です

と、落ち着いて語っていました。

飯田将成選手は、実績では圧倒的に相手が上だとして、挑戦者のつもりで戦うと意気込んでいます。

 

 

 

【ブレイキングダウン8】審査員・コメンテーター・インタビュアー一覧

審査員

秋山成勲選手(格闘家・HERO'S 2006ライトヘビー級世界王者)

 

安保瑠輝也選手(格闘家・YouTuber・元K-1 WORLD GPスーパーライト級王者)

 

神取忍選手(プロレスラー、柔道家、政治家)

 

昇侍選手(格闘家・初代ライト級キング・オブ・パンクラシスト)

 

リングアナウンサー

宮迫博之氏(お笑いタレント、YouTuber、実業家)

 

インタビュアー

えがさり氏(モデル)

 

ゲストコメンテーター

明日花きらら氏(タレント、モデル、女優、歌手)