2021年5月29日(土)、チチクラゲと、徳島県吉野川市の高越山へ行ってきたよ!
絶景に浸ったり、高越寺にも行ったり、懐かしい童謡を思い出したり、とっても楽しかったので良かったら見てください!
高越山
阿波富士とも呼ばれる、立派な高越山。
山川町に位置し、「おこおっつあん」の愛称で呼ばれている。
船窪
まず、船窪へ到着。
本来なら、オンツツジで名高い所。
しかし、ツツジの花は終わっていた。
それでも、家族連れなど、次々と人々が登ってきている。
たとえツツジが無くても、自然豊かで、人気のある山だ。皆それぞれなにかしらの目的をもって登ってきているのだろう。
私たちも、ここへ来たのには、訳がある。
「ジュウイチ」という鳥を観察するためである。
葉っぱに集まる毛虫を食べにやってくるジュウイチの姿を見るためだ。
けれど、鳴き声はするけれど、姿を見ることはできなかった。
仕方ないので、コンビニ弁当を頂いて、しばらく絶景に浸った。
高越寺
船窪駐車場から、少し車で走って、高越寺の駐車場へやってきた。
ここから寺までは、徒歩30分。
1.08㎞と書かれていた。
歩いてみると、1㎞強とは思えないくらい遠かった。
でも、道は細いけど平で、歩きやすかった。
やっとたどり着いた。
高越寺は、それは立派な佇まいだった。
この山の中に、威風堂々とした構えに、圧倒された。
この山の中へ、細い道を辿って、何人もの人が登ってくる。
感心して、仁王さんと、にらめっこしていると、皆がやってくる方向とは違う、下の階段から話し声が聞こえて来た。
大きなリュックをかついだ男女がやってきた。
山の麓から、4時間もかけて徒歩できたらしい。
すごい!
「話しながら来たから、ゆっくり来た」と、ふたりは疲れた様子もなく、拝殿へと向かった。
心ゆくまで、境内を見回ったので、引き返すことにした。
見どころ十分、素晴らしいお寺だった。
夏は来ぬ
帰り道、ところどころで車を停めて、野鳥撮影をしたりした(チチクラゲが)。
ウツギの花が真っ盛りなので、「卯の花の、匂う垣根に」という童謡が、つい口から出てしまう(卯の花というのはウツギのこと)。
チチクラゲが面白いことを言う。
とチチクラゲ。
枝をしならせて、匂ってみたけれど、確かに、匂いなんか全くない。
でも、「ウツギって種類が多いから」ってちょっと知ったかぶりで答えた。
それはそうと…。
「ホトトギス、早も来鳴きて」
その次の歌詞が、どうしても思い出せない。
早速スマホで調べた。
「忍音もらす 夏は来ぬ」
だった。
時鳥(ほととぎす) 早も来鳴きて
忍音(しのびね)もらす 夏は来ぬ
「夏は来ぬ」動画
なんと良い歌ではないか。
帰り道の車の中は、私とチチクラゲによる、夏は来ぬの合唱が、鳴り響いていた。