今回はカルチャースクールのスケッチ講座に行ってきて、絵を描いてきたよ。
場所は徳島県勝浦町「ひなの里かつうら」。良かったら見てください!
とっても楽しかったよ!
カルチャースクール、スケッチ講座
2021年4月18日(日)はカルチャースクールのスケッチ講座だ。
毎月第3日曜日に開催される。
県内のあらゆる場所におもむき、10時~14時30分まで、生徒たちが、おもいおもいに筆を走らせる。
その日の最後には、みんなの前で、先生からの講評がある。
絵を描くのが好きな人たちは、寒い時も、暑い時も、耐え忍び、長時間座って描いている。
私の場合は、絵を描くことはもちろん楽しいのだが、半分、ピクニック気分である。
手作りの弁当の時もあれば、コンビニ弁当で済ます時もあるし、その日の気分で、野外で仲間とワイワイ頂く弁当も格別だ。
ひなの里かつうら
道の駅「ひなの里かつうら」の隣にある、農産物直売所「よってネ市」の駐車場で集合。
少し前に、その周辺を見て回る。よってネ市から少し離れた所に、小さな川が流れている。
つい先ごろは、さくら祭でにぎわっていたけれど、今は小舟もなく、閑散としている。
山を見渡せば、新緑がまぶしくて、胸が躍る。
「この若葉の美しい山並を描けばいいと思いますよ」
先生のオススメはもちろん、この山並である。
私もしばらく歩いてみたが、川の上に5旒の鯉のぼりが、春風に泳いでいる。
小さな堰が、白く波立って、桜の青葉が、浅い水面に影を落としている。手前の低い土手には、菜の花が可憐だ。
その風景を描こう。
今日は本当に、風が冷たくて、長時間座っているのは少し苦痛だった。
昼過ぎまでに、1枚仕上げて、場所を変えた。
アヤメの花
道端に、濃い紫のアヤメの花が、咲いていた。
少しにごった川面の向こうに、家並があって、遠くの山には先生のイチオシだった、山並も見える。
2枚目はそこに決めた。
現場で仕上げるのは、大変な作業。
デッサンが狂うと、色を塗る気がしない。
2作目は、そんな気分の絵になった。それで、帰ってから、描き直そうと思ったりした次第。
先生の講評
14時30分に、「よってネ市」に集合。
ずらっと並べられた、生徒たちの作品は、どれも春の色に彩られていて、爽快であった。
先生の講評があり、それぞれの作品に、皆の視線が集まる。
いつも的確で、言われてみて納得の講評。プロは違う。
喜んだり、落ち込んだり、悲喜こもごもである。
次回こそ、ほめられる作品を!と、意気込んだりもする。
コロナと趣味と
何はともあれ、無事終了。
さっさと帰ればいいものを…。
寒かったから「コーヒーどう?」と誰かが言った。
断るはずがない。
女性4人で、ガーデンがすばらしいカフェに急ぐ。
ショック!
本日休業の文字が……。
それで、次のカフェを探して、ケーキつきのコーヒーなんか飲んだりして、スマホで撮っていた本日の作品を見て、反省会なんかした。
やっぱり楽しいスケッチの会。
でも、こんな途中下車も今日で終わりだ。
コロナがすごい勢いなので、みんな、自重しようと固く誓い合った。
スケッチも、野外とはいえ、油断は禁物!
少し離れて、描く。乗り合わせはタブー。
終わったら速やかに解散。弁当持参。
そんな約束事を決めなければならない現状だ。
それでも、外出禁止が、いつ出るかわからない徳島も、危機的状況である。
自宅にいて、絵を描く、そんな趣味を見つけておいて、良かったとつくづく思う、今日この頃である。