最新版 Midjourney(ミッドジャーニー)のテクニック・小技を考察&実験 “神の1枚”を求めて…。

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ジャニクラゲ
はじめましてこんにちは。ジャニクラゲです。

最近話題のAI画像生成サイト、Midjourney(ミッドジャーニー)に興味津々です。

Midjourney(ミッドジャーニー)に好きなワードを入れるだけで、とんでもなく高クオリティーの絵を1分前後で4枚作成してくれます。

AIなので、狙い通りの絵ができないことの方が多いですが、それが良いほうに転べば想像を超えた名作になるのではないかなと思います。

まぁガチャです。SSRだのURだのを当てるためにずっと引き続けていくと面白いことになりそうです。

以下の画像はミッドジャーニーでランキングに載っている絵です(画像拡大可能です)。

   

 

 

 

良い絵が多いですね。

ジャニクラゲも「モナ・リザ」や「落穂拾い」「真珠の耳飾りの少女」等の不朽の名作と肩を並べられるほどの“神の一枚”を生み出すために頑張ります。そして後世の美術の教科書に載るのが夢です。

さて、Midjourney(ミッドジャーニー)は無料で約25回使えます。それ以降はサブスクライブ(課金)が必要で、10ドルコース、30ドルコースなどがあります。30ドルコースだと無制限に使えます。円安真っ只中で辛かったですが、ジャニクラゲは30ドルコースに加入しました。

サブスクライブ(課金)がもったいないという方は、当サイトで公開している画像をご自由にダウンロードして頂いて大丈夫です。商用利用する場合はMidjourney(ミッドジャーニー)にサブスクライブ(課金)する必要があるようですのでご注意下さい。

また、当サイトで画像生成ワードと生成後の画像を公開していますので、参考にして頂ければと思います(※同じワードを入れても同じ画像が作られるとは限りません)。他に、小技や有効なワードなども研究して公開していきます。

今回はMidjourney(ミッドジャーニー)のテクニックについて解説していきます。

 

基本的には「DeepL翻訳ツール」を活用

ミッドジャーニー 使い方 テクニック 小技
ジャニクラゲのアイコンです。生成ワード「Nice looking boy wearing a jellyfish hat. Hyper quality manga」

まずジャニクラゲの名前についてです。

クラゲ一族なので、「クラゲ」は必須として、「ジャニ」はミッドジャーニーから拝借。

ジャニクラゲはなんとなく響きがジャニーズっぽいので、カッコいい少年をイメージ。

そういう感じで、基本的には作りたい絵の内容を文章にして、DeepL翻訳ツールに書き込んで英訳してもらいます。

 

今回のアイコンは「クラゲ帽子をかぶった格好いい少年」という文章が元になっています。それを英訳してもらって、Midjourney(ミッドジャーニー)に貼り付けるという手法を取っています。

また、Midjourney(ミッドジャーニー)は日本語の入力にも対応していますが、英語のほうがワードを理解してくれやすいため、基本的には英語に翻訳してワードを貼り付けるほうが無難でしょう。

Midjourney(ミッドジャーニー)は単語の羅列だけよりも、文章になっているほうがレスポンスが良いようです。

翻訳サイトに関しては、エキサイト翻訳とか色々なサイトがありますが、DeepL翻訳ツールが頭2つぐらい抜けて優秀かと思います。

 

翻訳するのすらめんどくさい方へ

日本語で文章を考えて、それを英訳して、ミッドジャーニーに貼り付けて、という作業がめんどくさい方にオススメのツールのご紹介です。

https://midjourney-prompt-helper.netlify.app/

画像作成ヒントの泉 prompt-helper(プロンプトヘルパー) の使い方を完全解説! Midjourney(ミッドジャーニー)

 

https://prompt.noonshot.com/midjourney

簡単コマンド作成支援ツール prompt.noonshot(プロンプト・ヌーンショット)の使い方を完全解説!

 

これらのサイトを利用して、ぽちぽちとクリックしていけば、生成テキスト(テキストプロンプト・パラメーター)を作り出すことができます。

 

特にhttps://midjourney-prompt-helper.netlify.app/は膨大なワードが置いてあるため、使いやすいです。サイト全体を日本語訳して使用すると分かりやすくていいでしょう。

 

追記:「Phraser(フレーザー)」というサイトにて無料で簡単に生成ワードを作成することもできます。

使い方やコツの記事↓

AI Image Tool "Phraser"! How to use it and tips! An easy, free tool to create prompts that lead you to masterpieces!

 

強弱をつけたい! 「::」の使い方

:: の使い方 Midjourney(ミッドジャーニー)

この画像の生成ワードは「Nice looking boy wearing a jellyfish hat. Hyper quality manga」です。

翻訳した文章以外に、「manga」と「Hyper quality」を付け足しています。

manga」を入れるだけで、マンガタッチで描いてくれます。

試しに「manga」を外してみましょう。

それがこちら。

生成ワード「Nice looking boy wearing a jellyfish hat. Hyper quality」

manga」ワードを消すと、しっかりと漫画らしさも消えますね。AI賢いです。

 

また、「Hyper quality」を入れると、その名の通り高クオリティになります。

元のアイコンから「Hyper quality」を外すとこうなります。

生成ワード「Nice looking boy wearing a jellyfish hat. manga」

ちょっと形が崩れるというか、気の抜けた感じになりやすいような気がします。

 

続いて、ワードの“重み(ウェイト)”を変えたい時には、「::」を使います。「::」の後に数字を入力するとワードの持つ影響力が変化します。

デフォルトではどのワードも「1」の影響力を持っています。

影響を与えたいワードのお尻に「::」をつけて、さらにその直後に数字を入れます。

試しに、元のアイコンのワード「Nice looking boy wearing a jellyfish hat. Hyper quality manga」で試してみます。

元の画像。クラゲ帽子をかぶった格好いい少年。 生成ワード「Nice looking boy wearing a jellyfish hat. Hyper quality manga」

 

生成ワード「Nice looking boy::2 wearing a jellyfish hat. Hyper quality manga」

boy(少年)の後ろに「::2」を付けることにより、「少年」の比重を高くしました。

クラゲ帽子のクラゲ感は減少し、その帽子が見切れて少年にフォーカスした構図になりました。

 

生成ワード「Nice looking boy wearing a jellyfish::2 hat. Hyper quality manga」

jellyfish(クラゲ)の後ろに「::2」を付けてみると、クラゲが強調されることになりました。

 

生成ワード「Nice looking boy::0.5 wearing a jellyfish::2 hat. Hyper quality manga」

boy(少年)の後ろに「::0.5」をつけ、jellyfish(クラゲ)の後ろに「::2」をつけました。

デフォルトの数字は1のため、0.5だと少年の存在が霞んできます。

一方でクラゲを2にしたため、クラゲが強調され、少年の顔が見えなくなっています。

 

生成ワード「Nice looking boy wearing a jellyfish hat. Hyper quality manga::2

manga(漫画)の後ろに「::2」をつけました。

漫画感が強調され、左側には文字のようなものすら浮き出てきています。

このように、「::数字」で簡単に作風やテーマなどをガラッと変えることができます。

 

見たくないものには「--no」

--no の使い方 Midjourney(ミッドジャーニー)
生成ワード「Nice looking boy --no wearing a jellyfish::2 hat. Hyper quality manga」

「--no」を挿入すると、「--no」以降のワード要素を消し去ります。

jellyfish::2にしていますが、「--no」より後にそのワードがありますので、クラゲ要素は現れることがありません。

帽子もかぶっていませんし、漫画要素もありません。このように、絶対に現れて欲しくない要素をピンポイントで封印していくこともできます。

 

※「--no」以降のテキストプロンプトにそれぞれ「::-0.5」(マイナス0.5)を付与するのと同じ効果があります。

 

「::」と「--」の正しい使い方。エラーを回避する方法

上記してきた、「::」と「--」ですが、実際に使ってみるとエラーが出たり、上手く反映されなかったりする場合があります。

それは、「::」と「--」の前後の「スペース」の使い方が間違っている場合が多いです。

 

「::」の場合は、テキストプロンプトの直後に入れます。半角スペースはあっても無くても良いです。

jellyfish::2 のように、ぎゅうぎゅう詰めで「::2」を入力しても良いですし、jellyfish ::2 のように「::2」の直前に半角スペースがあっても良いです。

ただし、「::」と「数字」の間にスペースを置くとダメです。「:: 2」のように「::」と「2」の間に半角スペースを入れると、「2」のウェイトは無視されて、ウェイトはデフォルトの値(「1」)となってしまいます。

パラメーター :: の使い方 Midjourney(ミッドジャーニー)

この画像は、fire ::1 , ice ::10 で作成しています。

氷の比率が高いため、炎は小さく表現できています。

 

この画像は fire:: 1 , ice:: 10 で作成しています。

プロンプトだけ見ると、さきほどの物と同じに見えますが、「::」と「数字」の間に半角スペースが入っています。

そのため、炎も氷もデフォルトの値となってしまい、どちらも炎と氷が拮抗している画像となっています。

これはよくあるミスですので、注意して使いましょう。

 

次に「--」に関してのよくあるエラーです。

「--」が付く物はパラメーターといって、他のプロンプトとは区別されています。

パラメーターは最後尾に配置されなければならない、というルールがあります。

「 テキストプロンプトA,  テキストプロンプトB,  パラメーター,  テキストプロンプトC 」 という配置はエラーになります。

「 テキストプロンプトA,  テキストプロンプトB,   テキストプロンプトC, パラメーター 」 という風にパラメーターは最後尾に配置しましょう。パラメーターが複数個ある場合、パラメーター同士であれば、どちらが前でも後でもエラーにはなりません。

 

そして、「--」のスペースの 取り扱い方です。

「--」の直後には半角スペースを入れてはいけません。

「--」の直後に半角スペースを入れると、パラメーターは無視されて、デフォルトのままになってしまいます。

「--ar 9:16」というアスペクト比を9:16にするパラメーターがありますが、「--」の後の「文字」の間に半角スペースを入れると、パラメーターは無効となってしまいます。

これは、fire --ar 9:16 で作成しています。

縦長になっており、パラメーターが正しく機能しています。

 

これは、fire -- ar 9:16 で作成しています。

正方形のままになっており、パラメーターは機能していません。

「--」と「ar」の間に半角スペースがあるため、機能しなくなっているのです。

 

また、「--ar」の後ろの「9:16」のように、数字などが必要なパラメーターが何種類かあります。

これらの場合は、「--ar」と「数字」の間に半角スペースが必要です。

もし半角スペースがなければエラーになってしまいますので注意しましょう。

 

まとめますと、

「::」と「数字」はくっつける。

例「jellyfish::2」「jellyfish ::2」

 

「--」の直後にくる「文字」はくっつけて、その「文字」の後にくる「数字や文字」の間に半角スペースを1個だけ入れる。

正しい例「--ar 9:16」「--no wearing a jellyfish

間違った例①「-- ar 9:16」「-- no wearing a jellyfish
 「--」の直後に半角スペースが入っている。

間違った例②「--ar9:16
 「ar」の直後に半角スペースを入れずに数字が配置されている。

 

微調整ならこれ! 「--seed」の使い方

「--seed」に関してです。

出力された各画像には「seed値」が設定されています。「seed値」が全く同じであれば、同一生成ワードから同じような画像が生成されやすくなります。

この画像の「seed値」は30804です。生成ワードは「Nice looking boy wearing a jellyfish hat. Hyper quality manga」。

この生成ワードのみを適用して再度画像を生成すると…。

こんなのが出来ました。「seed値」は4497で、元画像の30804とはかけ離れています

「seed値」は画像生成時にランダムで設定されます。

「seed値」が違うだけで画像内容も大きく変わってしまいます。

 

そこで、同一の画像生成ワードと、同一「seed値」で再度画像を生成すると…。

ミッドジャーニー シード値 seed
生成ワード「Nice looking boy wearing a jellyfish hat. Hyper quality manga --seed 30804

こんなのや、

生成ワード「Nice looking boy wearing a jellyfish hat. Hyper quality manga --seed 30804

こんなのが出来ます。

元の画像に近い雰囲気のものができやすいのです。

ちょっと雰囲気を変えたいときには、「seed値」を同じにして再生成するのがオススメということでした。

 

「--sameseed」 について

Midjourney(ミッドジャーニー)では基本的に、画像生成すると4枚同時にサムネイル的な感じで出力されます。

生成ワード「Nice looking boy wearing a jellyfish hat. Hyper quality manga 」

4枚の各画像にはそれぞれ「seed値」がランダムで割り振られています。

そのため、4枚の統一性が低くなります。

 

左上の画像は「seed値」31336 となっています。

そこで、「--sameseed」の後ろに「31336」を入れることにより、左上と似た画像を4枚同時に生成することができます。

 

sameseed について ミッドジャーニー
「Nice looking boy wearing a jellyfish hat. Hyper quality manga --sameseed  31336

このように、元画像の左上の描写と同じような画像が4枚並ぶことになります。

4枚とも「seed値」は同じです。

 

 

seed値の確認方法

ジョブの「リアクションをつける」ボタン → オブジェクト → 封筒マーク(:envelop:)をクリック → ミッドジャーニーbotとのダイレクトメッセージ欄を開く → 該当画像が展開されて、「seed値」が確認できます。

 

SEED値確認方法
封筒ボタンを押す
Midjourney Bot とのDMを見る
Seed値が確認できます。ミッドジャーニー
Seed値が確認できます。

ただし、確認できる「seed値」は、元画像4枚の左上のみです。左上以外の「seed値」を確認する場合は、個別に「Upscale」して、それに封筒マークを送って確認しましょう。(厳密には「Upscale」した時点でseed値は別のものになっています)

 

大きな飛躍を求めるなら! 「--chaos」の使い方

「--chaos」についてです。

「--chaos」はカオス、ケイオス…つまり混沌・混乱という意味ですね。その名の通り、「--chaos」の値を上げると元の画像が混沌としてきます。

「--chaos」は0〜100まで設定できますが、高いと芸術的過ぎて理解が困難になりますので注意が必要でしょう。

元画像:クラゲ帽子をかぶった格好いい少年。

この画像が出来た生成ワード「Nice looking boy wearing a jellyfish hat. Hyper quality manga」に「--chaos」の値を入れてみましょう。

 

生成ワード「Nice looking boy wearing a jellyfish hat. Hyper quality manga --chaos 1

「chaos値」1です。

帽子がクラゲなのかどうなのかわかりづらくなってますが、全然普通です。

 

生成ワード「Nice looking boy wearing a jellyfish hat. Hyper quality manga --chaos 2

「chaos値」2です。

まだまだ普通です。

 

生成ワード「Nice looking boy wearing a jellyfish hat. Hyper quality manga --chaos 5

「chaos値」5です。

帽子にクラゲ要素がほぼ無くなりました。背景の海中っぽさでクラゲ感をかろうじて演出できています。

 

--chaos の使い方 Midjourney(ミッドジャーニー)
生成ワード「Nice looking boy wearing a jellyfish hat. Hyper quality manga --chaos 10

「chaos値」10です。

人ならざるものになりました。クラゲなのかクモなのかよく分かりません。

 

 

生成ワード「Nice looking boy wearing a jellyfish hat. Hyper quality manga --chaos 50

「chaos値」50です。

どこかへ旅立って行ってます。

 

生成ワード「Nice looking boy wearing a jellyfish hat. Hyper quality manga --chaos 100

「chaos値」は最大の100です。

おっきくなって帰ってきました。

少年の要素は完全に消えてなくなりましたが、まだクラゲ要素や帽子要素は残されています。

このように、絵柄を思い切って変えたいときや微調整するときにも、「--chaos」をいじるのはありかもしれません。

 

雰囲気を残しつつイメチェン! 「--stylize」の使い方

「--stylize」もしくは「--s」についてです。

デフォルト値は2500に設定されており、この数値が低ければ、よりワードに忠実に画像生成してくれます。

最小値は625ですので、その数値に設定すると、ミッドジャーニーの遊びを省いて描いてくれます。逆に高ければ高いほど、ミッドジャーニーの考えが関与して芸術性が増していきます。最大値は60000です。

「--chaos」は絵柄や構図が著しく変わりますが、「--stylize」は構図を維持しつつ絵柄などが変化します。

元画像:クラゲ帽子をかぶった格好いい少年。生成ワード「Nice looking boy wearing a jellyfish hat. Hyper quality manga 」

 

--s の使い方 Midjourney(ミッドジャーニー)
生成ワード「Nice looking boy wearing a jellyfish hat. Hyper quality manga --s 625

「stylize値」は最低の625です。

クラゲと少年。かなり忠実に描いてくれてます。しかし、できるだけミッドジャーニーが関与しないようにしているためか、描き込みが甘くなっている気がします。

 

生成ワード「Nice looking boy wearing a jellyfish hat. Hyper quality manga --s 1500

「stylize値」は1500

デフォルトの2500より少し少ない程度です。クラゲと少年というのがわかりますね。忠実です。

 

生成ワード「Nice looking boy wearing a jellyfish hat. Hyper quality manga --s 10000

「stylize値」は10000です。

ミッドジャーニーが忠実性を離れ、独自に考えて描いている領域が増えています。クラゲ要素はほぼ無くなりました。顔もより中性的になっています。

 

生成ワード「Nice looking boy wearing a jellyfish hat. Hyper quality manga --s 30000

「stylize値」30000です。

なんかよくわからない帽子と女性っぽい顔になりました。それでも構図は安定しています。

 

生成ワード「Nice looking boy wearing a jellyfish hat. Hyper quality manga --s 60000

「stylize値」は最大の60000です。

芸術的な絵になりました。しかし、「chaos値」最大のような大きな崩れはありません。

ということで、「--stylize」を調整することにより、元々の構図を残しつつ画像を変えることができやすいのかと思います。

 

既存の画像を反映させる! 「--iw」の使い方

「--iw」についてです。

Midjourney(ミッドジャーニー)では参考画像を読み込ませて絵に反映することができます。

ヲヲクラゲ先生の理学療法士漫画から画像を拝借することができましたので、その画像をディスコードに貼り付けて画像アドレスをコピーしましょう。

ネット上にある画像も同様に、画像アドレスをコピーすれば利用可能です。著作権等にはご注意下さい。

当サイトで絶賛連載中のヲヲクラゲ先生の理学療法士漫画の1ページ。画像アドレス「https://cdn.discordapp.com/attachments/1016671127550033990/1018064613906071602/2000px2500px 010.png」または「https://s.mj.run/Qx8h7718ve8」

 

生成ワード「https://s.mj.run/Qx8h7718ve8 cinematic」

画像アドレス「https://s.mj.run/Qx8h7718ve8」に、cinematic(映画風)を追加して作成。

しかし、これでは元の漫画の雰囲気は消えてしまっています。

Midjourney(ミッドジャーニー)では画像アドレスのみを参照させて、画像生成してもあまり効果的ではありません。後述しますが、参考画像の比重が小さく処理されているからです。

 

そこで、末尾に「--iw」を付け足します。「--iw」が高いほど参考画像の比重も高くなり、画像生成に反映されやすくなります。

「iw」=「image weights(画像の重さ)」という意味です。

 

「iw値」はデフォルトで0.25です。

また、「--iw -0.5」のようにマイナスの値も指定可能です。

 

生成ワード「https://s.mj.run/Qx8h7718ve8 cinematic --iw 1

「iw値」を1.0にしました。

ちょっとは元の画像の雰囲気を残していますね。病室感は出ているかと思います。

 

生成ワード「https://s.mj.run/Qx8h7718ve8 cinematic --iw 2

「iw値」を2.0にしました。

1.0の時とそれほど変わりませんでした。

 

--iw の使い方 Midjourney(ミッドジャーニー)
生成ワード「https://s.mj.run/Qx8h7718ve8 cinematic --iw 5

「iw値」を5.0にしました。

これはかなり元画像と近い描写になりました。すごいです。

 

 

レオナルド・ダ・ヴィンチ『モナ・リザ』

今度は「モナ・リザ」を参考画像としてやってみましょう。

 

追加するワードはsci-fi(SF)と Pixel art(ドット絵)です。

生成ワード「https://s.mj.run/DqEYoFOBJak sci-fi ,Pixel art」

「--iw」無しで行いました。

モナ・リザっぽさは出ている気もします。「--iw」無しにしては頑張っているほうだと思います。

 

生成ワード「https://s.mj.run/DqEYoFOBJak sci-fi ,Pixel art, --iw 1

「--iw」1.0で実施しました。

色合いと構図はなんとなく「モナ・リザ」っぽさがあります。

どうでもいいですが、このSF感はスタートレックを参照しているのでしょうか。

 

生成ワード「https://s.mj.run/DqEYoFOBJak sci-fi ,Pixel art, --iw 2

「--iw」2.0で実施しました。

かなりモナ・リザに近づきましたね。

 

生成ワード「https://s.mj.run/DqEYoFOBJak sci-fi ,Pixel art, --iw 5

「iw値」を5.0にしました。

モナ・リザに近づきつつも、背景や着ている服でSFっぽさも残していて面白いです。

こんな感じで、参考画像を設定すると生成画像に影響を与えてくれます。

 

「--iw」と「テキストプロンプト」のウェイトについて

上述してきましたように、画像アドレス(イメージプロンプトといいます)であれば「--iw数字」、テキストプロンプトであれば「::数字」でウェイトを設定することができます。(テキストプロンプトはデフォルトでは「::1」です)

 

「https://s.mj.run/Qx8h7718ve8 , cinematic」のようなイメージプロンプトとテキストプロンプトが併存しているコマンドの場合、デフォルトはイメージプロンプト 20%、テキストプロンプト 80%のウェイトを占めます。

つまり、イメージプロンプトを使っても、デフォルトではテキストプロンプトの内容がかなりの割合で優先されます。

 

「--iw」=「1」の場合は、イメージプロンプト 50%、テキストプロンプト 50% となります。「--iw 1」で画像とテキストの割合がちょうど半々になるということですね。

次に、このような場合はどうでしょうか?

「 イメージプロンプト , テキストプロンプトA::2 , テキストプロンプトB::3 ,  --iw 1 」

「--iw 1」「::2」「::3」の3つウェイトを設定するコマンドが入っています。

 

考え方は簡単で、まずはウェイトの合計を出します。この場合は1+2+3=6です。その合計数を分母にして、分子をそれぞれのウェイトの数字にすれば良いだけです。

イメージプロンプト=1/6=17%。テキストプロンプトA=2/6= 33%。テキストプロンプトB=3/6 = 50% となります。

つまり、この場合はイメージプロンプトの比重が小さいため、画像生成時に参考画像の要素は少なくなると予想できるという訳です。

 

実は、イメージプロンプトは複数個同時に使用できるのですが、異なるイメージ プロンプトに異なるウェイトを適用する方法はありません。

それに関して、Midjourney(ミッドジャーニー)は今後対処する予定とのことです。

 

イメージプロンプト使用についての詳しい手順

画像をイメージプロンプトにする際の詳しい手順について解説します。

まずは、ハードドライブの画像を使いたい場合についてです。

 

ハードドライブの画像を Discord(ディスコード)にドラッグ&ドロップします。

するとこんな画面になると思いますので、そのままエンターキーを押します。

処理中となった後に、画像がDiscordにアップロードされます。

 

その画像をクリックして、さらに左下の「元ファイルを開く」を押します。

 

フルスクリーンになった後、右クリックして「画像アドレスをコピー」を押します。

 

それを、/imagine prompt に続けて貼り付けたものが、イメージプロンプトとなります。

 

ネット画像の場合はさらに簡単に出来ます。

ネット画像を右クリック「画像アドレスをコピー」を押して、/imagine prompt に続けて貼り付けるだけです。

 

スマホの場合についてです。

1 .左下のプラスを押してから、アップロードしたい画像を選びます。
2 .
「メッセージを送信(紙飛行機マーク)」を押してチャットに送信します。
3 .
フルスクリーンになるようにdiscordの画像をタップします。
4 .
共有(↑と□のマーク)をタップし、「コピー」 を押します。
5 ./imagine prompt に続けて貼り付けて完了です。

 

アスペクト比を変える! 「--ar」の使い方

「--ar」もしくは「--aspect」についてです。

これはアスペクト比のことです。デフォルトは1:1の正方形になっています。

「--ar」の後ろに◯:▽等と数字を置くと、横幅◯:縦幅▽となって出力します。

同じ生成ワードであっても、アスペクト比を変えるだけで雰囲気や構図が変化することがあります。

 

元画像:クラゲ帽子をかぶった格好いい少年。生成ワード「Nice looking boy wearing a jellyfish hat. Hyper quality manga 」

アスペクト比は調整していませんので、1:1の正方形です。

 

--ar の使い方 Midjourney(ミッドジャーニー)
生成ワード「Nice looking boy wearing a jellyfish hat. Hyper quality manga --ar 16:9

「--ar」16:9のワイドサイズで出力してみました。

少年とクラゲが分離して、それぞれ単体としてメインを張っている構図になりました。

 

生成ワード「Nice looking boy wearing a jellyfish hat. Hyper quality manga --ar 1:2

「--ar」1:2の縦長サイズで出力しました。

こちらも少年とクラゲが分離しましたね。正方形ではこういった変化は見られていませんでした。

このように、アスペクト比を変えると主役や雰囲気が大きく変わることがありますので試してみましょう。

 

「--w」と「--h」について

画像サイズを設定するには、「--ar」の他に、「--w」「--h」があります。

「--w」は横幅を、「--h」は縦幅を指定できます。

「--w 561 --h 773」のように数字を細かく指定してもエラーは出ませんが、実際にはMidjourney(ミッドジャーニー)がサポートしているアスペクト比にサイズを変えられてしまいます(64の倍数になります)。

ですので、基本的には「--ar」を使用してサイズを決定しましょう。

 

 

作成過程を動画で観察したい! 「--video」の使い方

画像作成の過程を動画で見ることができます。

「--video」を入力しておけば、後で生成過程を視聴できます。

 

視聴方法ですが、上記した「seed値」の確認方法と同じです。

ジョブの「リアクションをつける」ボタン → オブジェクト → 封筒マーク(:envelop:)をクリック → ミッドジャーニーbotとのダイレクトメッセージ欄を開く → 該当画像が展開されて、最下段に動画が載っています。

 

--video の使い方 Midjourney(ミッドジャーニー)

「Nice looking boy wearing a jellyfish hat. Hyper quality manga --video

どのように画像が出来上がるのかを見ておくのも、AIのクセが分かっていいのかもしれません。

 

無料時間を節約したい! 「--stop」の使い方

無課金でMidjourney(ミッドジャーニー)をお使いの方だけでなく、Basicプラン(10ドルコース)や、はたまたStandardプラン(30ドルコース)でも使用時間に制限があります。

 

無課金の方でしたら、画像生成時間は25分までです。

Basicプランの方でしたら、画像生成時間は200分までです。

Standardプランの方でしたら、画像生成時間は900分までです。900分間を使い切ると、リラックスモードに切り替わり、生成時間が遅くなりますが無制限で使えます(任意のタイミングで自由に切り替え可能)。ただし、Upscale to Max はfastモード専用の機能です。

 

以上のように、各プランで画像生成ができる時間が決まっているため、出来るだけ画像生成に時間をかけたくないものです。

そこで有効になるのが、「--stop」というパラメーターです。

 

「--stop」「10〜100」まで設定でき、その数値と完成度は対応しています。

つまり、「10」だと10%、「80」だと80%画像が出来上がっているという感じです。

「stop」というだけあって、「停止」させる効果があります。指定した数値まで画像の生成が進んだら、そこで画像生成が停止します。

 

大体の雰囲気を知りたい時に、「--stop」を使って確かめるのがいいでしょう。

Nice looking boy wearing a jellyfish hat. Hyper quality manga --seed 13806

これを元画像として、以下で「--stop」を区切ってみていきます。seed値を揃えていますので、完成画像は上の画像と似ていると思います。

 

--stop の使い方 Midjourney(ミッドジャーニー)
Nice looking boy wearing a jellyfish hat. Hyper quality manga --seed 13806 --stop 10

 

Nice looking boy wearing a jellyfish hat. Hyper quality manga --seed 13806 --stop 30

 

Nice looking boy wearing a jellyfish hat. Hyper quality manga --seed 13806 --stop 50

 

Nice looking boy wearing a jellyfish hat. Hyper quality manga --seed 13806 --stop 70

 

Nice looking boy wearing a jellyfish hat. Hyper quality manga --seed 13806 --stop 80

「30」あれば大体の構図はわかりますね。「50」あればなんとなく人物の内容もわかってきます。

これであたりをつけておいて、良さそうであれば「--stop」を外して、はじめから画像生成を行いましょう。

 

この機能の欠点として、一度ストップした画像を再開することが出来ません。

アップスケールしてもダメです。

上の画像は、Nice looking boy wearing a jellyfish hat. Hyper quality manga --seed 13806 --stop 10 の左上の画像をアップスケールしたものです。

ぼやけた画像をもとにアップスケールするので、良い絵は生まれづらいです。

バリエーションを行なっても、ぼやけた画像を元にバリエーションを行うことになりますので、良い効果は生まれません。

 

絵文字「❌」を駆使して時間節約!

はっきり言って、いちいち「--stop」というパラメーターを使用してコマンドを打つのも面倒臭いと思います。

しかし、時間も節約したいという方は、絵文字の「❌」がオススメです。

 

「❌」を使うと、強制的にジョブが消去されます(跡形もなくなりますので注意)。

以下はやり方です。

 

画像生成が始まる → ジョブの右の「リアクションをつける」ボタン → 記号欄の「❌」をクリック

 

これで、画像生成の途中であっても、ジョブが強制終了し、消え去ります。

画像生成途中でダメだと思ったら、この方法を使いましょう。

 

また、過去のジョブもこの方法で消去できます。他人に見られたくないジョブ履歴や、作業の邪魔になる場合は、過去のジョブを「❌」で消しておきましょう。

 

--test --testp --creative --hd --q  upscale  remaster など

--test --testp --creative --hd --q などの上級者用のパラメーターについてはこちら↓

The most important Midjourney parameters "--test", "--testp", "--creative", "--hd", and "--q" are explained!

 

Explains how to use Midjourney's "Upscale to Max", "Light Upscale Redo", "Beta Upscale Redo", "Remaster" and other buttons!

他にも色々技法や小技があると思います。勉強して共有できればと思います。

それでは今後ともよろしくお願いいたします。

 

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