現在、ミッドジャーニー(Midjourney)の最新Version5.1では、画像の解像度を上げることが出来ません。
拡大表示すると、画像の粗が目立ってしまいます。
そこで「Upscale.media」にて、AIを使用したアップスケールを行うことで、画像を圧倒的に綺麗にすることが出来ます。
「Upscale.media」に行ってみる
「Upscale.media」はこちらのリンクから飛ぶことができます→https://www.upscale.media/
これが「Upscale.media」のホーム画面になります。
「Upscale.media」の使い方
「Upload Image」のボタンを押して、解像度を上げたい画像を選びましょう。
対象の拡張子
サポートされている拡張子は以下の3種類となります。
- png
- jpeg(jpg)
- webp
項目説明
画像をアップロードすると、上図のように左右に画像が配置された画面になります。
AI仕様の有無
左側はAIを使用せずに2倍でアップスケールしたという意味です。
右側はAIを使用して2倍でアップスケールしたという意味です。
()の中身はアップスケール後の解像度です。オリジナルは(1456 × 816)でした。
2倍か4倍か
画面右下の表示についてです。
「Upscale to 2x」というのは、解像度を2倍でアップスケールするという意味です。
4倍にもすることは可能ですが、4倍にしたときに25MB以上の画像はこのサイトでは生成できません。
私が使用した画像も4倍にすると、25MBを超えたためキャンセルされてしまいました。
エンハンス仕様の有無
右側の「Enhance Quality」については以下の説明があります。
アーティファクトの除去、シャープネスとソフトネスのバランス、自然なアスペクトの保持など、画像を向上させます。
ということで、さらに高度にAIを使用して、画像の質を向上させるようです。
虫眼鏡
画像をマウスでなぞると、虫眼鏡が作動して、アップスケール前と後をひと目で比較できます。
「Upscale.media」を使ってみる
アップスケール前のオリジナル画像
AI無しでの2倍アップスケール
AI有りですが、エンハンス無しで2倍にアップスケール
AI 有りで、エンハンスも有りで2倍にアップスケール
顔をアップしてみる
少し分かりづらいですので、それぞれの画像のドラゴンの顔をアップで表示してみます。
アップスケール前のオリジナル画像
AI無しでの2倍アップスケール
AI有りですが、エンハンス無しで2倍にアップスケール
AI 有りで、エンハンスも有りで2倍にアップスケール
如何でしょうか?
オリジナルと比較すると、AI有りでアップスケールするとかなり画像が綺麗になったことが分かると思います。
以下で再確認してみます。
アップスケール前のオリジナル画像↓
AI 有りで、エンハンスも有りで2倍にアップスケール↑
他の画像でも検証してみましょう。
スケルトン
アップスケール前のオリジナル画像↓
AI 有りで、エンハンスも有りで2倍にアップスケール↑
女性
アップスケール前のオリジナル画像↓
AI 有りで、エンハンスも有りで2倍にアップスケール↑
アップスケールをするとかなり綺麗になることが分かります。
AI有りと無しの違いは?
AIを用いてアップスケールした場合と、AI無しでアップスケールした場合、どのような違いが出るでしょうか?
以下で確認していきます。
ドラゴン(AIの有無)
AI無しでの2倍アップスケール↓
AI 有りで、エンハンスも有りで2倍にアップスケール↑
スケルトン(AIの有無)
AI無しでの2倍アップスケール↓
AI 有りで、エンハンスも有りで2倍にアップスケール↑
女性(AIの有無)
AI無しでの2倍アップスケール↓
AI 有りで、エンハンスも有りで2倍にアップスケール↑
以上のように、AIを使用したほうが、綺麗になる傾向にあります。
エンハンスの効果は?
エンハンスの効果はあったのでしょうか?
以下で確かめて見ます。
ドラゴン(エンハンス有無)
アップスケール前のオリジナル画像↑
AI有りですが、エンハンス無しで2倍にアップスケール↓
AI 有りで、エンハンスも有りで2倍にアップスケール↑
スケルトン(エンハンス有無)
アップスケール前のオリジナル画像↑
AI有りですが、エンハンス無しで2倍にアップスケール↓
AI 有りで、エンハンスも有りで2倍にアップスケール↑
女性(エンハンス有無)
アップスケール前のオリジナル画像↑
AI有りですが、エンハンス無しで2倍にアップスケール↓
AI 有りで、エンハンスも有りで2倍にアップスケール↑
エンハンスの効果は大きな影響はないように思います。
ということで、アップスケールをするのであれば、「Upscale.media」でAIを使用して行うと良いということが判明しました(エンハンスはどちらでも良いかも)。
「Upscale.media」はこちらのリンクから飛ぶことができます→https://www.upscale.media/