こんにちは。結婚して現在2人の息子の育児に奮闘中のトリオです。
現在、理学療法士の方と付き合っていて結婚を考えた時に「将来どんな生活になるんだろう」と悩んでいる方もいるのではないでしょうか?
- 理学療法士の給料でやっていけるのかな…
- 休みって不規則なのかな…
- 家族の時間はとれるのかな…
いざ結婚を考えると悩みはたくさん出てくると思います。 でも安心してください!
そんな悩みを解決するために現役理学療法士で結婚4年目の私が、結婚する前に知っておきたい3つのポイントと、結婚して良かった点・注意点を紹介していきたいと思います。
是非参考にしてみてください。
理学療法士と結婚する前に知っておきたいポイント
理学療法士と結婚する前にチェックしておきたいポイントをつ紹介します。
理学療法士の性格
コミュニケーション能力が高い
理学療法士は患者様やその家族と話し合いリハビリの目標を立てたり、他の職種の方たちと情報を共有し患者様をサポートしていきます。誰とでも話ししないといけない仕事なのでコミュニケーション能力は高いです。
論理的な思考になりがち
理学療法士は仕事上、医者や看護師、ケアマネジャーなど他職種の方と連携していかなければなりません。
自分の担当患者様の主治医からリハビリの状況を聞かれることもあるので、そんな時に「なんとか歩けているんですけどふらふらしていて危ないです」などと大雑把な返答では仕事にならないです。
「現在はベッドから自分で起き上がることができ、歩行器を使用して100m程度なら介助無しで歩けています。しかし歩行器無しでの歩行はふらつきがみられ、片脚立位テストでは10秒程度しか保持できないため、バランス感覚の低下が影響していると考えられます」
といったように今の身体レベルはどの程度で、何が影響してそのような状態になっているか根拠を述べなければならならない仕事です。
なので理学療法士は論理的な思考の方が多い傾向にあります。
理学療法士の年収
理学療法士の年収は医療職のわりに意外と低いです。
平均年収は約366万円とされています(厚生労働省 平成29年賃金構造基本統計調査より)。
就職する場所が病院なのか介護保険施設なのかデイサービスなのかによってもばらつきはありますが、毎月の手取りは20~25万円前後ではないかと思います。
あと、覚えておかなければならないのが「全然昇給していきません」
私の上司の情報では去年は1000円だけ上がったそうです…同級生に聞いても一年で昇給1000円の病院はざらにありますねー。
昔は理学療法士はとても儲かっていたそうですが、今は全国で年間約1万人の新人理学療法士が誕生しているので完全に飽和状態となっています。理学療法士が一馬力で頑張るのはちょっと厳しそうですね。
私は妻の育休中、一馬力で頑張っていましたが毎月カツカツでした。お金なんて全く貯まりません。結婚後は、共働きになるのを覚悟しておかなければなりませんね。
理学療法士の年間休日数
理学療法士の年間休日数は、平均110日程度あります。基本週休2日の職場が多いです。また、働く病院によっても違いが出ると思います。
まず急性期病院や回復期病院は基本365日稼働しているのでシフト制が多いですね。シフト制の場合、休日の曜日は固定されていないので土日のどちらかや平日が休みになります。
祝日も関係なく働くので祝日の休みは違う平日などに振り替えになることがあります。あとお盆休みや年末年始は関係なく仕事です。私も前の職場では12月31日も仕事してました…
それに比べて慢性期の病院や介護施設などは土日、祝日が休みのところが多く、年間休日数も120日以上あるところもあります。
今働いてる慢性期病院は年間休日数は125日でお盆休み3日、年末年始休み4日あり、日曜、祝日は休みです。年収も20万円以上増えたし休みが増えたことで家族との時間も増えたのでとっても満足してます。
理学療法士と結婚して良かった点
自宅で体のケアをしてもらえる
一つ目は自宅で体のケアでマッサージを受けられます。結婚して共働きで子どももできると、疲労も溜まり体が悲鳴を上げてしまいますよね。肩が痛い…腰が痛い…膝が痛む…などなど。
そんな時にパートナーが理学療法士だと勉強会や仕事で培った知識・技術を駆使してマッサージしてもらえるでしょう。普通は整骨院やマッサージ屋さんにいってお金を払って治してもらいますが、それが自宅で無料でしてくれます。
自宅で家事・育児の空き時間にマッサージを受けられるのはパートナーが理学療法士ならではのことでしょう。
国家資格なので仕事に困ることがない
理学療法士は厚生労働省に認められた国家資格なので、全国どこでも働くことができます。しかも働く場所は病院、介護施設、クリニックなどなど、どこでも働けるので仕事が無くなるということはないです。
給料や休日日数などを指定しなければ何かしら仕事は見つかるでしょう。 住んでいる所に縛られず働けるのは資格を持っている方のメリットだと言えますね。
育児をするときに助かる
理学療法士と結婚すれば子育ての時にも助かります。
あと普段から体力を使う仕事なので、その体力を生かして育児には積極的に参加してくれるでしょう。
体調が急変したときに適切に対処できる
理学療法士は医療従事者なので、リハビリ前後の体調確認は必ず行っています。肺の機能が悪い方だと血中酸素飽和度を測ったり、心臓の機能が悪い方は血圧をこまめに測定したりします。リハビリ中に患者様が意識を失う場合もあるので顔色や血圧低下などは特に意識していますね。
「体調が急変」なんてことが実際に起きる仕事なので、もしも家族の誰かが体調が悪くなった時に、落ち着いて対応してくれるのは非常に頼もしい存在といえます。
理学療法士と結婚する時の注意点
理学療法士と結婚することの注意点は以下の通りです。
裕福な生活はできない
先ほど理学療法士の年収で話したように年収はそこまで高くはありません。なのですごい外車に乗ってとか、広くて大きい家に住んでといった感じの裕福な暮らしはできないでしょう。
でも夫婦共働きだと普通の生活はできると思います。家を建てる時でも理学療法士は国家資格なのでローンを組むこともできるし、そんなに高級車とかでない限り良い車に乗っている理学療法士もたくさんいます。
「結婚して専業主婦になる」とかを期待しなければ理学療法士との結婚は問題ないでしょう。
家族の時間がとりにくい
これは理学療法士の年間休日数で話したように、働く病院によって休みの数が全然違ってきます。
あと理学療法士は生涯学習と言われている職業です。医療は日々進歩しているので最先端の治療技術・知識を取り入れるために勉強会や研修会へ参加します。けどその勉強会は土日の休日に行われることが多いのでどうしても家族の時間が少なくなります。
そんな時に「家族の時間ももっと増やしてほしい」と言わずに快く勉強会に送り出せる心の余裕も必要となるでしょう。
話し合いをするときは論理的に述べてくる
先ほども話しましたが理学療法士は論理的な思考の方が多い傾向にあります。
なのでケンカになって話し合う時は理学療法士は論理的に話しを進めていきます。もし相手が感情的になる方だと話が噛み合わず、収拾がつかなくなります。この先ケンカは絶えない家庭になる可能性があるため、結婚はおすすめできないでしょう。
でも結婚しない方がよかったとは思っていません。相手のことを理解した上で結婚したわけですので、みなさんも「この人だ」と思う人をみつけて結婚してくださいね。
浮気の心配は少しある
誰とでも話しするので誰とでも仲良くなれます。理学療法士は仕事上、看護師や他の療法士と話する機会が多くなります。なので浮気の心配も少しありますよね。
ですがそんな時は、理学療法士の友人を作ってみてください。私たち理学療法士は非常に狭い業界です。どこの職場にも誰かしら知り合いはいると思うので、よからぬことしていればすぐ情報を入れてもらうようにしておくと一つの浮気防止策になると思いますよ。
まとめ
理学療法士と結婚する前にしっておきたいポイント3つは
- 理学療法士の性格はコミュニケーション能力が高く、論理的な思考の人が多い
- 理学療法士の年収はそんなに高くない
- 休みがシフト制か土日・祝休みかは職場によって違ってくる
理学療法士と結婚して良かった点
- 自宅で体のケアをしてもらえる
- 仕事には困らない
- 育児の時は助かる
- 緊急時に落ち着いて対応してくれる
理学療法士と結婚するときの注意点
- 裕福な生活はできない
- 家族の時間はとににくい
- ケンカの時は感情的にならない
- 浮気の心配が少しある
今回理学療法士と結婚する前にしっておきたいポイント3つと、理学療法士と結婚して良かった点・注意点について紹介してました。
これから理学療法士の方と結婚を考えている方は是非一緒になってください。自分で言うのもなんですが理学療法士の方はとってもいい人です。優しくて、気配りができて頭も良い。これから結婚を考えている人は、そんな理学療法士の魅力に惹かれたんだと思います。
注意点は気をつけながら2人で協力し合い、明るく楽しい夫婦生活になることをトリオは願っております。