本日アップロードされた飯田将成選手とJIN氏とのコラボ動画で、飯田将成選手がベンチプレスを行っていました。
結果として、飯田将成選手は110kgを成功して、120kgでは失敗しました。
飯田将成選手が110kgを挙げられたことに、JIN氏は驚いていましたが、果たしてどれぐらい凄いことなのでしょうか?
以下で解説していきます。
ベンチプレスとは?
そもそもベンチプレスとは何なのでしょうか?
ベンチプレス=bench press であり、ベンチ(bench)に横たわって、バーベル等を押す(press)というものです。
主に大胸筋、上腕三頭筋、三角筋前部が鍛えられます。
パワーリフティング競技の三種目の1つであり、非常に人気のある種目となっています。
飯田将成選手のベンチプレス
飯田将成選手がベンチプレスに挑戦して行きます。
過去にはスミスマシン・ベンチプレスで150kgまで挙げたことがあるようですが、今は手首は肘を痛めており70〜80kgを数セットやるようなトレーニングに切り替えているそうです。
飯田将成選手が60kgに挑戦します。
JIN氏曰く、60kgがベンチプレスの登竜門と言われているようです。
初心者の人は大体60kgでつまづくとのことです。
飯田将成選手は60kgを余裕でクリアします。
続いて、80kgに挑戦です。
ベンチプレス80kgは筋トレしている人でも中々上がらない重量とのことです。
飯田将成選手の体重がちょうど80kgなので、自身と同じ重量の物を持ち上げることになります。
飯田将成選手は80kgも軽々と持ち上げました。
次は大台の100kgに挑戦です。
筋トレをかなりやっていないと、ベンチプレス100kgは挙げられないそうです。
飯田将成選手は真っ直ぐではありませんが、100kgを挙げることが出来ました。
JIN氏は「パワーやばくないですか?」と飯田将成選手を褒めています。
そして、110kgに挑戦です。
ベンチプレス110kgに対して、JIN氏は「ここからが筋トレです。これを挙げられたらめちゃめちゃ強い」と言います。
飯田将成選手はなんとか110kgを成功させます。
JIN氏も「すげえっすね!初めてで110kgはポテンシャルが凄い」と褒めます。
続けて、「慣れていったら、140kgぐらいは軽々挙げられそうですね」と潜在能力の高さを認めています。
最後に120kgに挑戦しますが、2回失敗します。
120kgは飯田将成選手の体重のちょうど1.5倍となっており、かなり筋トレをしている人でも体重の1.5倍を上げることは困難とのことです。
実際に110kgは凄いのか?
JIN氏は飯田将成選手の110kgを褒めちぎっていましたが、実際にどれほど凄いことなのでしょうか?
ベンチプレス100kgは人口の1%
ベンチプレス100kgを挙げられる人は、人口の1%しかいないようです。
子どもや老人および女性ではなかなかベンチプレス100kgは不可能ですし、ウェイトトレーニングをしていない人も不可能でしょう。それ以外の人となるとそれだけでパーセンテージが低くなりますので、1%が凄い数字かどうかは謎ですが、事実として100kgを挙げられる人は希少と言えます。
さらに110kgを挙げるとなると、0コンマ何パーセントの人間しか不可能となり、さらに希少性は高くなります。
飯田将成はアスリートレベル
参考文献:https://alpha-man.net/bench-press-110/
上の表は体重別のベンチプレス重量の目安です。
飯田将成選手は体重約80kgで110kgを持ち上げられるので、アスリートレベルということになります。
全国レベルには到底及ばない
参考文献:https://www.jpa-powerlifting.or.jp/record.php#a03
上の表は、日本パワーリフティング協会による各全日本ベンチプレス選手権大会、出場標準記録(2022年)です。
標準記録とは、日本パワーリフティング協会が設定した数値を過去1年以内に突破した選手でなければ出場する資格が得られない、というものです。
一般(満14歳以上)
59kg級(135kg)
66kg級(147.5kg)
74kg級(160kg)
83kg級(172.5kg)
93kg級(185kg)
105kg級(195kg)
120kg級(200kg)
120kg超級(205kg)
上の標準記録を見る限り、飯田将成選手は全国レベルでは全く歯が立たないと言えます。
JIN氏が「慣れれば140kgも軽々できる」と褒めていましたが、140kgでも全国大会出場には遠く及ばないレベルです。
ただ、飯田将成選手がベンチプレスをやりこんで大きな筋肉を付けて170kgを挙げられるようになっても、パンチスピードが遅くなって逆に弱くなる可能性が高いです。
以下では他の格闘家のベンチプレスを紹介して行きます。
朝倉未来など格闘家のベンチプレスは?
朝倉未来選手などの他の格闘家のベンチプレスは何kgでしょうか?
朝倉未来
2021年9月の動画で、朝倉未来選手はベンチプレスに挑戦して、100kgを何とか挙げられていました。以前は90kgまでしか挙げられなかったようですが、筋トレを始めて最大重量がアップしています。
今ならばもっと挙げられる可能性があります。
朝倉海
朝倉海選手は初めてのベンチプレスで90kgを挙げています。
体重65kgで初めてで90kgを挙げられるのは流石ですね。
堀口恭司
朝倉海選手と同階級の堀口恭司選手も、90kgまで挙げることが出来ています。
那須川天心
那須川天心選手は朝倉海選手よりも5、6キロ体重が少ないですが、ベンチプレス100kgを挙げることが出来ています。
シバター
シバター選手は体重約90kgで、ベンチプレス110kgを挙げていました。あと5kg(115kg)は挙げられそうとのことです。
ノッコン寺田
ノッコン寺田選手は体重約150kgで210kgを挙げています。
これはかなり強く、日本パワーリフティング協会による各全日本ベンチプレス選手権大会、出場標準記録(2022年)を満たしています。
ノッコン寺田選手はブレイキングダウン7にも参加表明をしており、今後の動向が注目されています。
ノッコン寺田選手は、朝倉未来選手に嫌われているため、ブレイキングダウンは出禁になっているという一部の噂もあります。
しかし、格闘センスとパワーとしゃべりの上手さもあるノッコン寺田選手にはブレイキングダウンで人気者になって欲しいと思います。
ということで、飯田将成選手のベンチプレス110kgは結構凄いですし、他の格闘家も初心者ながら90kg以上は挙げる人が多いということでした。日頃からしっかりと鍛えていることが分かります。
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