【ChatGPT】×【ミッドジャーニー(Midjourney)】一瞬で最強のプロンプトを作成!全テクニックを解説!

 

ジャニクラゲ
ジャニクラゲ
こんにちは。AI日本代表監督のジャニクラゲです。

 

インターネット以来の大発明と言われる世界を変えるであろうAIツール「ChatGPT」。

今回は「ChatGPT」を活用して、ミッドジャーニー(Midjourney)のプロンプトを作成するテクニックを解説していきます。

現在のところ、「ChatGPT4」は月額20ドルで使用可能です。

一方で、「ChatGPT3.5」は無料で使用可能です。

この記事では「ChatGPT4」を用いて解説しますが、「ChatGPT3.5」でもやり方は全く同じです。

 

「ChatGPT」を使うことで、ミッドジャーニー(Midjourney)のプロンプトが劇的に良くなったり、大量生産することが出来たり、絵柄を簡単に統一することが出来たりもします。

ぜひご覧ください。

 

 

ChatGPTについて

ChatGPTとは

ChatGPT(Chat Generative Pre-trained Transformer)は、OpenAIによって開発された大規模な言語モデルです。

このモデルは、自然言語処理(NLP)タスクにおいて高いパフォーマンスを発揮し、様々なアプリケーションで利用されております。

 

ChatGPTの主な特徴

  1. 大量のテキストデータを学習済み
  2. 自然な会話や文章生成が可能
  3. 複数言語に対応
  4. 様々なアプリケーションで利用可能

 

以下に、表を用いてChatGPTの主な用途をご紹介いたします。

用途説明
会話型AIアシスタントユーザーとの会話を通じて質問に回答したり、支援を行います。
文章生成クリエイティブな文章やプロフェッショナルな文章を生成します。
翻訳複数言語間の翻訳が可能で、コミュニケーションをサポートします。
要約長い文章を短く、簡潔に要約して情報を分かりやすく提供します。

 

学習プロセス

ChatGPTは、大量のテキストデータを学習することで、言語の構造や文法、語彙、様々な知識を習得しております。

学習プロセスは、主に以下の2つのステップに分けられます。

  1. 事前学習(Pre-training): インターネット上の大量のテキストデータを学習し、言語の構造やパターンを習得します。
  2. 微調整(Fine-tuning): タスクや応用分野に特化したデータセットを用いて、モデルを調整し、精度を向上させます。

 

技術的背景

ChatGPTは、Transformerアーキテクチャをベースにしており、自然言語処理の分野で革新的な技術として評価されています。

Transformerアーキテクチャは、入力されたテキストデータの文脈を理解し、より正確な文章生成や翻訳を行うことができます。

 

応用例

ChatGPTは、その高い性能から多岐にわたる分野で活用されています。

以下に、いくつかの応用例をご紹介いたします。

  1. カスタマーサポート: 顧客からの質問に対して迅速かつ正確に回答し、顧客満足度を向上させます。
  2. コンテンツ作成: ブログ記事や広告コピー、SNS投稿など、様々な分野での文章生成が可能です。
  3. 教育: 教材の作成や、学習者からの質問に対する回答など、教育分野での支援を行います。

 

実は上の文章のほとんどすべてをChatGPT4が書いてくれました。

このブログに落とし込んで、体裁を少し整えるのに掛かった時間は5分ぐらいでしょうか(画像はミッドジャーニーで作成)。

 

 

使い方

上の文章作成を例にして、ChatGPTの使い方をご説明します(以下はジャニクラゲが記事を作っています)。

 

ChatGPTとは何でしょうか?見出しをつけて丁寧語で答えてください。表も用いてください。

と、ジャニクラゲから質問と要望を投げかけます。

「見出し」というのはブログのトピックや章ごとのタイトルのことです。見出しを自動的に入れてくれると、ブログに落とし込んだ時にもすでに見出しがついており、作業効率が格段に上がります。

「丁寧語で答えてください」と指示すると、「です」「ます」調の敬体になります。

「表も用いてください」と指示すると、ストレートテーブルなどを用いて説明してくれます。ブログにもコピペのみで簡単に表を貼り付けられます。

 

実際のやり取り

上の画像が実際にChatGPT4でやり取りした内容です。

見出しもつけて、丁寧語(ちょっと丁寧過ぎますが)で、表もつけて説明してくれています。

少し説明不足な点もありましたので、「もう少しだけ詳しく教えてください」と入力してみました。

 

そうすると、追加で詳細に説明してくれます。

見出しも引き続き使用してくれています。

 

ちなみに、もしChatGPTの説明文が入り切らず、途中で切れてしまった場合は「続きを書いてください」ではなく、「残りを書いてください」と入力する方がうまくいく場合が多いです。

また、ChatGPTに対して、「あなたはAIの専門家です。その目線から記事を書いてください」などと、ChatGPTの立場を指定すると、それっぽく書いてくれます(今回は立場を指定していません)。

 

ということで、この優秀なChatGPTを使って、ミッドジャーニー(Midjourney)のプロンプトを作ってもらいましょう。

 

 

ChatGPTで最高のスタイル(様式)を確立する

ミッドジャーニー(Midjourney)を使う際に、明確に人物や構図、環境がイメージ出来ていても、絵のスタイル(描画方法や絵柄・光の表現などの様式)が明確に思いつかないことがあります。

描画方法に関しては、

  • 鉛筆
  • 水彩
  • 油絵
  • ガッシュ
  • クレヨン
  • アクリル画
  • 点描画…etc

など多くの描画方法があります。

 

アーティストに関してもゴッホやドラクロワ、雪舟など古今東西有名無名の画家が数えきれないほど存在しています。

自分が思い描いているスタイルを明確に指示するのは、選択肢が多すぎるため、むしろ困難となっています。

 

例えば、自分の思い描くスタイルについて、「やさしいタッチで描かれた絵本のようなイメージ」にしたいと思っていたとします。

「やさしいタッチで描かれた絵本のようなイメージ」=「imagine a picture book with a gentle touch」です。

 

「imagine a picture book with a gentle touch」というプロンプトを使って画像を生成しても、イメージがふわっとし過ぎていて、画像生成するたびに印象の異なる絵が出来る可能性が高くなります。
統一性のない画像が生成されると、絵本であったり、小説の挿絵などを作成することが困難となります。

 

自分好みの最高のスタイルを作るためには、明確なプロンプトが必要となるのです。

 

しかし、自分のイメージに準じた適切なプロンプトを書くことが出来るでしょうか?

イメージに合った画家を調べて、その人名を入力する必要も出てくるかもしれませんし、描画方法を調べる必要もあるかもしれません。

そういった手間を省き、イメージに沿ったプロンプトを自動的に作成することが、ChatGPTを使えばある程度可能となります。

 

ChatGPTに公式を覚えさせる

ChatGPTを使って最初に何をするかというと、ミッドジャーニー(Midjourney)の公式を覚えてもらうことから始まります。

その方法を以下で述べます。

 

ChatGPTに、

This is the Midjourney prompt formulas. (Design Styles),(Artists),(Drawing and Art Mediums),(Lighting)

Please do not write anything other than the prompt in () above.
If you understand, please say you understand.

と入力します。

 

日本語訳にすると、

これはMidjourneyのプロンプト公式です。(デザインスタイル),(アーティスト),(描画・画材),(照明)

上記()内のプロンプト以外は書かないでください。
わかったら、わかったとおっしゃってください。

という意味です。

(デザインスタイル),(アーティスト),(描画・画材),(照明)の4種類のプロンプトに関して、ChatGPTのAIに書いてもらう予定となります。

 

 

すると、ChatGPTは「分かった」と返信してきます。

これで、上記していたミッドジャーニー(Midjourney)の公式のインプットが完了しました。

 

イメージをプロンプトに変換してもらう

続いて、

Write five sets of formulas all together. Write the prompts with "imagine a picture book with a gentle touch."

と入力します。

 

日本語訳にすると、

5組の数式を一斉に書きなさい。"優しいタッチで描かれた絵本のイメージ "でプロンプトを書きましょう。

という意味です。

「優しいタッチの絵本のイメージ」をヒントとして、(デザインスタイル),(アーティスト),(描画・画材),(照明)の4種類のプロンプトをChatGPTに書き換えてもらうよう指示を出しています。

 

  1. (Vintage Victorian Design Style, Elsa Beskow, Colored Pencils and Watercolors, Softly Lit Lanterns)
  2. (Organic Modern Design Style, Shaun Tan, Graphite and Oil Pastels, Hazy Twilight Light)
  3. (Contemporary Farmhouse Design Style, Quentin Blake, Ink and Watercolor, Sun-Drenched Window Light)
  4. (Mediterranean Design Style, Lisbeth Zwerger, Charcoal and Pastel, Warm Afternoon Light)
  5. (Bauhaus Design Style, Maira Kalman, Mixed Media, Soft Overcast Daylight)

以上のようにChatGPTはプロンプトを考えてくれました。

各セットは左から順に、(デザインスタイル),(アーティスト),(描画・画材),(照明)の内容に対応しています。

 

自分で作成した文章の末尾に、ChatGPTが作成したプロンプトを貼り付ける

元となる文章を自分で考えてみます。この記事では基本的には以下の文章を使ってそれぞれ試していきます。

赤い靴を履いて街を歩いている、黒髪の一人の少女。笑っている。晴れ。正面から見た構図

これをDeepLで翻訳します。

One girl with dark hair, wearing red shoes, walking in the city. She is smiling. Sunny. Frontal composition.

となります。

 

このプロンプトの末尾に、さきほどChatGPTで作った5セットのプロンプトをそれぞれ足してみます。

そうすることで、元の文章にスタイル(様式)がそれぞれ付与されて画像が作られます。

 

優しいタッチで描かれた絵本のイメージ

(Vintage Victorian Design Style, Elsa Beskow, Colored Pencils and Watercolors, Softly Lit Lanterns)

 

(Organic Modern Design Style, Shaun Tan, Graphite and Oil Pastels, Hazy Twilight Light)

 

(Contemporary Farmhouse Design Style, Quentin Blake, Ink and Watercolor, Sun-Drenched Window Light)

 

(Mediterranean Design Style, Lisbeth Zwerger, Charcoal and Pastel, Warm Afternoon Light)

 

(Bauhaus Design Style, Maira Kalman, Mixed Media, Soft Overcast Daylight)

以上のように個性的なスタイルを描き出してくれました。

この中で気に入ったものがありましたら、そのプロンプトを使い回していけば、挿絵や絵本などで一貫性のあるデザインを続けていくことが出来ます。

 

冷酷で恐怖に満ちたイメージ

「One girl with dark hair, wearing red shoes, walking in the city. Fine. Frontal composition.」という元の文章はそのままに、他のイメージも試してみましょう。

 

Write five sets of formulas all together. Write the prompts with "Imagine ruthless and full of terror."

 

日本語訳すると、

5組の数式を一斉に書きなさい。"冷酷で恐怖に満ちたイメージ "でプロンプトを書きましょう。

になります。

 

基本的には、ChatGPTの「Write five sets of formulas all together. Write the prompts with "Imagine ruthless and full of terror."」の黄線部分を変更することで、様々な種類のプロンプトを作ってくれます。

 

  1. (Gothic Design Style, H.R. Giger, Ink and Charcoal, Harsh Shadows and Low Light)
  2. (Brutalist Design Style, Francisco Goya, Acrylics and Oil Paints, Dramatic High-Contrast Lighting)
  3. (Dark Surrealism Design Style, Zdzisław Beksiński, Mixed Media, Eerie Ambient Light)
  4. (Apocalyptic Design Style, Gustave Doré, Etchings and Gravures, Stark Moonlight)
  5. (Industrial Design Style, H.P. Lovecraft, Pen and Ink, Cold Artificial Light)

ChatGPTから出力されたプロンプトが以上のモノとなります。

またそれぞれ試していきましょう。

 

(Gothic Design Style, H.R. Giger, Ink and Charcoal, Harsh Shadows and Low Light)

 

(Brutalist Design Style, Francisco Goya, Acrylics and Oil Paints, Dramatic High-Contrast Lighting)

 

(Dark Surrealism Design Style, Zdzisław Beksiński, Mixed Media, Eerie Ambient Light)

 

(Apocalyptic Design Style, Gustave Doré, Etchings and Gravures, Stark Moonlight)

 

(Industrial Design Style, H.P. Lovecraft, Pen and Ink, Cold Artificial Light)

という風に、イメージを違うものにすれば、描画方法やアーティストなどもそのイメージに沿ったものをChatGPTが用意してくれます。

 

 

派手で奇想天外で宇宙をイメージ

続いてさらに他のイメージを注文してみます。

Write five sets of formulas all together. Write the prompts with "Imagine the flashy, the bizarre, the cosmic."

と入力します。

 

日本語訳にすると、

5組の数式を一斉に書きなさい。"派手で奇想天外で宇宙をイメージ "してプロンプトを書きましょう。

です。

今回も「" "」の中だけを変えれば大丈夫です。

 

  1. (Psychedelic Design Style, Salvador Dalí, Acrylics and Fluorescent Paints, Vivid Colored Lights)
  2. (Futuristic Design Style, Yayoi Kusama, Digital Art and Holography, Dynamic Laser Light Show)
  3. (Pop Art Design Style, Roy Lichtenstein, Screen Printing and Bold Inks, High-Contrast Lighting)
  4. (Steampunk Design Style, H.G. Wells, Pen and Ink with Gears and Cogs, Warm Gaslight Glow)
  5. (Sci-Fi Design Style, Moebius, Digital Painting and Airbrush, Ethereal Nebulae and Starlight)

以上のようにChatGPTから出力されました。

 

それぞれ試していきます。

 

(Psychedelic Design Style, Salvador Dalí, Acrylics and Fluorescent Paints, Vivid Colored Lights)

 

(Futuristic Design Style, Yayoi Kusama, Digital Art and Holography, Dynamic Laser Light Show)

 

(Pop Art Design Style, Roy Lichtenstein, Screen Printing and Bold Inks, High-Contrast Lighting)

 

(Steampunk Design Style, H.G. Wells, Pen and Ink with Gears and Cogs, Warm Gaslight Glow)

 

(Sci-Fi Design Style, Moebius, Digital Painting and Airbrush, Ethereal Nebulae and Starlight)

それなりに注文に沿ったプロンプトを選んでくれます。

 

 

日本のアニメ風

最後にもう一種類だけ試してみます。

Write five sets of formulas all together. Write the prompts with "Japanese anime style."

と入力します。

 

日本語訳すると、

5組の数式を一斉に書きなさい。"日本のアニメ風 "でプロンプトを書きましょう。

となります。

 

  1. (Mecha Anime Style, Masamune Shirow, Digital Art and Marker, Futuristic City Lights)
  2. (Slice-of-Life Anime Style, Makoto Shinkai, Watercolor and Colored Pencils, Soft Natural Light)
  3. (Fantasy Anime Style, Hayao Miyazaki, Gouache and Ink, Enchanted Forest Light)
  4. (Cyberpunk Anime Style, Katsuhiro Otomo, Digital Painting and Neon, Dark Urban Nightscapes)
  5. (Historical Anime Style, Isao Takahata, Traditional Japanese Painting, Warm Candlelight and Shadows)

以上のようにChatGPTから出力されます。

それぞれ試していきます。

 

(Mecha Anime Style, Masamune Shirow, Digital Art and Marker, Futuristic City Lights)

 

(Slice-of-Life Anime Style, Makoto Shinkai, Watercolor and Colored Pencils, Soft Natural Light)

 

(Fantasy Anime Style, Hayao Miyazaki, Gouache and Ink, Enchanted Forest Light)

 

(Cyberpunk Anime Style, Katsuhiro Otomo, Digital Painting and Neon, Dark Urban Nightscapes)

 

(Historical Anime Style, Isao Takahata, Traditional Japanese Painting, Warm Candlelight and Shadows)

以上のように、日本風のスタイルになりました。

 

気に入ったスタイルのプロンプトを使い回す

以上の方法で、気に入ったスタイルを探していきましょう。

出なければ出るまで延々と繰り返すのも手です。ChatGPTは無尽蔵にアイデアを出し続けてくれます。

気に入ったスタイルが見つかれば、アーティスト名や絵画方法のプロンプトが書かれているため、それを使い回していきます。

 

例えば、

上の画像のスタイルである、「(Fantasy Anime Style, Hayao Miyazaki, Gouache and Ink, Enchanted Forest Light)」のプロンプトを他の文章の末尾にして試してみます。

 

A bear and a human boy are fighting.=熊と人間の少年が争っている。

という文章の末尾に配置してみましょう。

 

画像生成コマンド「A bear and a human boy are fighting. (Fantasy Anime Style, Hayao Miyazaki, Gouache and Ink, Enchanted Forest Light)」

という風に、ある程度同じスタイルを維持しつつ、他のシチュエーションも描くことができます。

 

小説の挿絵や、絵本など、一貫性が必要な絵が必要な場合にもおススメの方法です。

 

 

公式を複雑化することも可能

ChatGPTに覚えさせるミッドジャーニー(Midjourney)プロンプトの公式は、

  • (Design Styles)=デザインスタイル
  • (Artists)=アーティスト
  • (Drawing and Art Mediums)=描画技法と美術媒体(絵の具等)
  • (Lighting)=照明

でしたが、これらを複雑化することも出来ます。

 

たとえば、(Artists)に関して(Famous Japanese and foreign painters and unknown painters)=(日本の有名な画家と外国の有名な画家と、無名な画家)として、3名の画家をChatGPTに委ねることも可能です。

(Lighting)に関しても、(Two types of lighting)=(2種類の照明)として、照明の種類を増やすことも可能です。

他の(Design Styles)や(Drawing and Art Mediums)も同様に種類を増やすことも可能です。

 

試しに複雑化した公式を使ってみましょう。

(Japanese Design Styles and American design style), (Famous Japanese and foreign painters and unknown painters) , (Two types of Drawing and Art Mediums) , (Two types of lighting) .
これは、
(日本のデザインスタイルとアメリカのデザインスタイル)、(日本や海外の有名画家と無名の画家)、(2種類のデッサンと画材)、(2種類の照明).

という意味です。

 

This is the Midjourney prompt formulas.

(Japanese Design Styles and American design style), (Famous Japanese and foreign painters and unknown painters) , (Two types of Drawing and Art Mediums) , (Two types of lighting) .

Please do not write anything other than the prompt in () above.
If you understand, please say you understand.

これをChatGPTに入力してみます。

 

そして、

Write five sets of formulas all together. Write the prompts with "imagine a picture book with a gentle touch."

と入力します。

 

日本語訳にすると、

5組の数式を一斉に書きなさい。"優しいタッチで描かれた絵本のイメージ "でプロンプトを書きましょう。

ということで、この記事の最初に指示した内容と同じものを利用してみました。

 

  1. (Wabi-sabi and Minimalism), (Yayoi Kusama and Mary Cassatt, Local Japanese and Foreign Illustrators), (Watercolor and Pastels), (Soft Ambient Lighting and Warm Side Lighting).
  2. (Kintsugi and Scandinavian Design), (Utagawa Hiroshige and Beatrix Potter, Lesser-known Japanese and International Illustrators), (Ink Wash and Colored Pencils), (Filtered Sunlight and Cozy Table Lamps).
  3. (Shibui and Mid-Century Modern), (Tawaraya Sōtatsu and Maurice Sendak, Emerging Japanese and Global Illustrators), (Gouache and Charcoal), (Indirect Window Light and Soft Spotlights).
  4. (Ikebana-inspired and Rustic Farmhouse), (Tsuguharu Foujita and Eric Carle, Regional Japanese and Diverse Illustrators), (Mixed Media and Digital Art), (Dappled Sunlight and Fairy Lights).
  5. (Rinpa School and Contemporary Abstract), (Kawanabe Kyosai and Oliver Jeffers, Innovative Japanese and Cross-cultural Illustrators), (Acrylic and Collage), (Muted Natural Light and Adjustable Floor Lamps).

ChatGPTからは以上のような出力がありました。

公式が複雑化しています。

絵柄にどのように影響しているか見ていきましょう。

 

(Wabi-sabi and Minimalism), (Yayoi Kusama and Mary Cassatt, Local Japanese and Foreign Illustrators), (Watercolor and Pastels), (Soft Ambient Lighting and Warm Side Lighting).

 

(Kintsugi and Scandinavian Design), (Utagawa Hiroshige and Beatrix Potter, Lesser-known Japanese and International Illustrators), (Ink Wash and Colored Pencils), (Filtered Sunlight and Cozy Table Lamps).

 

(Shibui and Mid-Century Modern), (Tawaraya Sōtatsu and Maurice Sendak, Emerging Japanese and Global Illustrators), (Gouache and Charcoal), (Indirect Window Light and Soft Spotlights).

 

(Ikebana-inspired and Rustic Farmhouse), (Tsuguharu Foujita and Eric Carle, Regional Japanese and Diverse Illustrators), (Mixed Media and Digital Art), (Dappled Sunlight and Fairy Lights).

 

(Rinpa School and Contemporary Abstract), (Kawanabe Kyosai and Oliver Jeffers, Innovative Japanese and Cross-cultural Illustrators), (Acrylic and Collage), (Muted Natural Light and Adjustable Floor Lamps).

複雑なプロンプトにより、絵も少し味わい深いものになった印象です。

 

ただし、公式が複雑化した分、スタイルの再現性が若干低くなる可能性がありますのでご注意ください。

 

 

他に使えそうな公式候補

  • (Design Styles)=デザインスタイル
  • (Artists)=アーティスト
  • (Drawing and Art Mediums)=描画技法と美術媒体(絵の具等)
  • (Lighting)=照明

上記した4つの公式以外にも、使えそうな公式がいくつもあります。

 

絵のスタイル(様式)を変えるというよりも、環境そのものを変える効果があるモノも多いです。

以下の公式を色々試して見るのもの良いかもしれません。

  • (Images)=イメージ
  • (Key Words)=キーワード
  • (Themes)=テーマ
  • (Digital)=デジタル
  • (Colors and Palettes)=カラーとパレット
  • (Materials)=材料
  • (Objects)=オブジェクト
  • (Material Properties)=材料特性
  • (SFX and Shaders)=SFXとシェーダー
  • (Dimensionality)=次元
  • (Nature and Animals)=自然・動物
  • (Geography and Culture)=地理・文化
  • (Outer Space)=宇宙
  • (Camera,Film,and Lenses)=カメラ・フィルム・レンズ
  • (Perspective)=遠近法
  • (TV Shows and Movies)=テレビ番組・映画
  • (Geometry)=幾何学
  • (Structural Modification)=構造変更
  • (Time of day)=時間帯
  • (Weather)=天候
  • (Emotion)=感情

これらを使って公式を作って、ChatGPTにイメージに沿ったプロンプトをたくさん出してもらいましょう。

そうすることで、インスピレーションを得たり、良い組み合わせのプロンプトを発見することもあると思います。

 

 

コンセプトを伝えるだけで優れた画像を作成する方法

ChatGPTで漠然とした文章を打ち込んでも、適切なプロンプトを組んでくれる方法があります。

そのためには、以下の長文をコピーしてChatGPTに貼り付けてください。

 


You are going to pretend to be Concept3PromptAl or C3P_Al for short. C3P_Al takes concepts and turns them into prompts for generative Als that create images.
You will ask the user for a concept then write a prompt for it in code blocks so that it can be easily copied. I want you to create a separate code block where you write the prompt in.
Keep in mind that Al is capable of understanding a wide range of languages and can interpret abstract concepts, so feel free to be as imaginative and descriptive as possible. I want you to use the following tips as well:
• Anything left unsaid may surprise you
• Try visually well-defined objects
• Strong feelings or mystical-sounding themes also work great
• Try describing a style
• Try invoking unique artists to get unique style
• speak in positives. avoid negatives
• specify what you want clearly
• if you want a specific composition say so
• too many small details may overwhelm the system
• try taking two well defined concepts and combining them in ways no one has seen before
• try to use singular nouns or specific numbers
• avoid concepts which involve significant extrapolation

The Al you will prompt for can separate ideas inside of a prompt with the symbol "::x", where x is a number defining the weight of this particular concept of the prompt. You can therefore rank concepts inside a prompt, by attributing important weights to the crucial parts of the idea, and less heavy ones on the side concepts and characters.
Furthermore, the --ar function (for aspect ratio) defines the relative dimensions of the image. It defaults to 1:1, but if you want a desktop wallpaper you can add "--ar 16:9", and if it's a phone wallpaper "--ar 9:16"
Important notice: the Al ranks the importance of words inside an idea from left to right, and there is a hard 60-word limit for the length of prompts. Weight signs and the "--s 250" do not count as words
After providing a prompt, ask if the User wants three different options for prompts for the concept or if they wish to move to a new concept.
Use the following examples as a guide (everything wrapped in three backticks (```) before and after the text is a separate code block):
Concept: phone wallpaper showcasing colorful city lights
Prompt:
,,,
amazing cityscape RGB ::5
mesmerizing streets ::4
bioluminescent translucent ::3
cinematic lighting, artistic scene, ultra hd detailed unreal engine ::2
--s 250 --ar 9:16

,,,
Concept: Artistic shot of a lake house, lofi colors Prompt:
,,,
lofi chill tech house in the forest, by a lake ::3
blue, orange, pink, purple, sunset ::2
wide shot ::1
--s 250
,,,

Concept: Desktop wallpaper of a biological futuristic forest city, in green and orange Prompt:
,,,

Neon-drenched biotechnology futuristic city ::3
Lush jungle city, bio-luminescent shades of green and retro vintage orange ::2
Bustling mesmerizing ::1
desktop wallpaper ::1
--ar 16:9 --s 250
,,,

Concept: Futuristic Tokyo city, neon blue purple
Prompt:
,,,

Neo-Tokyo ::4
futuristic metropolis ::3
towering skyscrapers ::2
advanced technology ::2
neon lights ::3
shades of turquoise blue and deep purple ::2
--s 250
,,,

Assume it can generate any image if described well, and most well known styles can be replicated. Visual keywords like colors or specific styles or vibes are helpful for its understanding. Also, if I ask for 3 variations, vary the words in between the three. Each word has a set of concepts it is linked to, so having 90% of the same words is useless because it will return very similar results.
Remember, after providing a prompt, ask if the user wants three different options for prompts for the concept or if they wish to move to a new concept.
For variations, really diversify the words you use so that they yield very different results. For example, if you were to make 3 variations of the following prompt "lofi chill tech house in the forest, by a lake ::3 blue, orange, pink, purple, sunset ::2 wide shot ::1 --s 250", one of them could be (in a separate code block that you can create):

,,,
Lofi vibes futuristic house near mesmerizing lakefront and wooded jungle ::3
Shades of sunset colors ::2
Cinematic scene, grand scale ::1
--s 250
,,,

This is all you need to know. Do you think you are ready?


 

以上の長文をコピーしてChatGPTに貼り付けます。

 

Yes, I'm ready! Please provide me with a concept, and I will create a prompt for it.

すると、ChatGPTは「はい、準備万端です!コンセプトを教えていただければ、それに合わせてプロンプトを作成します。

と答えてくれます。

言われた通りにコンセプトだけを教えてみましょう。

 

「美しくカッコいい鳥」という意味の英語を入力してみました。

 

そうすると、コンセプトに準じたプロンプトを書いてくれます。

しかも「::」を使用したプロンプトウェイトも考えてくれています。

さらに 「--s 250」というスタイライズも書かれています。

このプロンプトを右上の「Copy code」を押してコピーします。

 

それをミッドジャーニー(Midjourney)に貼り付けます。

カッコいい鳥を作ってくれました。

 

コンセプトはそのままに、プロンプトを変えたい時は、ChatGPTで「5 more」などと書き込みます。

 

すると、新たに5セットのプロンプトをすぐに作ってくれます。

コンセプトを簡単に伝えるだけで、優れたプロンプトを作成してくれますので、おススメです。

 

以上、ミッドジャーニー(Midjourney)とChatGPTを組み合わせて画像生成する方法でした。

またChatGPTを使用した新しい方法が判明しましたら、記事を更新していきたいと思います。

 

 

 

【ChatGPT Ctrl+Enter Sender】ChatGPTを使用するにあたって絶対に入れておくべき拡張機能

【絶対に入れておくべき拡張機能】と個人的に思っている「ChatGPT Ctrl+Enter Sender」のご紹介です。

この拡張機能を入れておくと、ChatGPTやBardなどでエンターキーを押してもメッセージは送信されません。

メッセージ送信は「Ctrl+Enter」に変更になります。

ただそれだけの機能ですが、私は非常に役立っています。

 

改行したいだけだったり、文字変換を確定したいだけのエンターキー押下なのに、誤ってメッセージを送信されてしまってがっかりすることが無くなります。

とても簡単な使い方ですが、以下で解説していきます。

 

上図をご覧ください。

ChatGPTに「富士山の高さは何メートルですか?」と質問するところを、「何」の変換でEnterキーを2回押してしまって誤送信となりました。

ChatGPTでは、送信は「Enter」キーで行い、改行する際は「Shift +Enter」で行います。

これは誤送信しやすいことや、改行の手間を生じさせます。

 

誤送信問題の対策として、グーグルクロームの拡張機能「ChatGPT Ctrl+Enter Sender」が有効です(上図)。

以下のリンクから瞬時にインストール可能です(無料)。Firefox版もあります。

https://chrome.google.com/webstore/detail/chatgpt-ctrl%2Benter-sender/gbncgdhklmnckojlibfhdadpfbcdbnch/related…

 

インストール後は、Enterキーを押してもメッセージ送信されることが無くなり、ただ改行されるだけとなります。

メッセージ送信は「Ctrl+Enter」に変更されています。

これで、誤送信にビクビクしながらキーボードを打つことが無くなります。

 

 

ChatGPT以外の以下のサイトでこの拡張機能は対応しています。

  • Bard
  • Poe
  • Chat with any PDF
  • perplexity
  • phind

※Bingには対応していませんのでご注意ください。

 

以上、地味に便利な拡張機能についてご紹介しました。

これなしではChatGPTを触りたく無いと個人的には思っているぐらいありがたい機能です。